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棄てる勇気ダイエット

夫どんが買ってきて食べなかった海老カツ弁当を、全く食べたい気分じゃなかったけど仕方なく食べたら、最大級に胸やけして気持ち悪くて一回吐いておこうかと思ってる今、私は高らかに宣言したい。


「棄てる勇気ダイエット」を始めようと思う。


(何それ?と思っても検索しないでね。私が勝手に思いついただけなので。)


ついでに揚げ物ももうやめた。数年前から揚げ物がキツイと思い始めてたけど、今日確信に変わった。私の体はもう揚げ物に耐えられない。来週42歳になります。




私は生まれてからずっと、痩せてる人生を歩んできた。時々、生命の危機を感じるほど痩せすぎてしまうことすらあった。私と言えば痩せている、痩せていると言えば私、のような必要条件・十分条件の関係だった(なんのこっちゃ)。まぁ、それが良かったとは思ってないんだけどね。痩せすぎてた時は体力なかったし。


ところが、どうだい、今の私ときたら。
(なんか急に宮沢賢治風)

夫どん「ママはもう華奢ではない」
姫「ママはもうきゃしゃではない」
数「ママはもう○!※□◇#△ではない」
私「お父さん、子供たちに変なこと教えないで」

『もろち家の日常』より

姫「ママ、おなかがいちばんぷにんぷにんでスライムみたいでかわいい。」←おそらくほめてるつもり

同じく『もろち家の日常』より


そう。私はもう「痩せている人」ではなくなってしまったのだ。これは完全にアイデンティティの喪失である。


昔の私が痩せていた理由も、今の私が痩せない理由も、わかっている。

独身時代の私は「一日三食美味しいものを食べたい」とは思っていなかった。週に2~3回ぐらい、何か美味しいものが食べられたらそれで満足。あとの食事は、死なない程度にエネルギーが摂取できていればいいっていう生活だったし、その思考自体は今も変わっていない。

が、しかし。家族がいると、そうも言っていられないのだ。

自分一人だと、自分が食べ切れる量しか用意しない。たとえ残ったとしても、次の食事で食べ切れることがほとんどだった。

家族の、特に子供たちの食べる量はなかなか見通しが立たない。うちの子供は二人とも食が細く、せっかく用意しても全然食べてくれなかったりする。

残ってしまった食べ物、どうする?
▷棄てる。
▷とりあえず冷蔵庫に。
▷食べちゃえ。

「とりあえず冷蔵庫に」もよくやるけど、なんとなく、自分のおなかにまだ余裕があったら、「食べちゃう」を選択しがち。

これだよ、これ。これがよくないんだよ!


自分がどうしても食べたいものを食べすぎちゃって太るんなら、「だって食べたかったんだもん、しょうがないじゃん」って開き直ることもできる。

でも今、全然そうじゃない。全然食べたくないものを食べて太ってる。

育ってきた実家が「食べ物を粗末にしない」を大切にする家だった。残ったものはだいたい父の腹の中に収まってた(だから昔の父はあんなに太ってたんだな)。

そのせいか、食べられるものを棄ててしまうことにはとても抵抗がある。賞味期限を切らしたり食材を腐らせてしまうのも、めちゃくちゃ罪悪感がある。

だけど。フードロスとかもったいないとか考えるの、やめよう。私は、私の体と私の人生をもっと大事にしよう。


「棄てる勇気を持つ」ことが私のダイエットになるはずだ。


私も何か「これをやるぞ!」って宣言してみたかったんだよね。

「揚げ物と残り物を食べない」を実践してみようと思う。




あとは、運動ね。
多趣味な夫の影響で買った速い自転車(クロスバイクって言うらしい)に、もう一度チャレンジしてみようと思ってる。←妊娠をきっかけに乗らなくなって、そのままずるずる子育ての忙しさを理由に乗る機会を失っている。


#ちかもろちの頭の中

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