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食について~生アーモンドの秘密~

前回の記事では、ちかみつの父方の祖母が癌で亡くなったことに触れています。

今回は、母方の祖母も癌に侵され、医者から余命数ヶ月の宣告を受けたお話をさせていただきます。

祖母の決意

母方の祖母に癌が発症したことを知ったちかみつは、生アーモンドをネットで購入して、祖母にそれを食べるように促します。

孫の中でも特にちかみつは見えない話が多いため、祖母はいつも話半分で受け止めていたのですが、ナッツを食べる!ということは祖母には意味不明で理解できませんでした。

「こんなの人間の食べるもんではないわ!どしたんえ、これは!もう、ばあちゃんはなあ、辛いけどなあ、まあ仕方がないんよ、なあ、これはな、塞翁が馬じゃよ。人生は、なあ。ええこともあったら、悪いこともあるんでわ。もう、ばあちゃんはこんだけ生きれたけん、もう、ええんでわ。」

「ばあちゃんはな、女学校にいっきょったときはな、戦争だったけんな、運動場に芋をみんなで植えてな、そりゃあ食べるもんやわ、なかったんでわ。とにかく育ち盛りじゃのに、18歳でよぉ!もぅお腹がすいてすいてしてな~。」

祖母は軽い悪態と説教めいたことを言いながらも、何もせずに余命数ヶ月が経ってしまうには暇でもあり、根っからの性分である食いしん坊の性格もあり、喋っている間に手が生アーモンドに伸びています。

祖母は藁にも縋る思いで生アーモンドを口にした、という感じではなかった気がしますが、なんとか食べ始めたのでした。

生アーモンドは口の中で、もごもごとした食感のため食べにくいこともあったようですが、基本的にはそのままポリポリと食べて、時折体調に合わせてすり潰してミルクと混ぜたりして数ヶ月間にわたって食べ続けたのでした。

繋がれた未来

祖母への余命数ヶ月の宣告から2年が経ちますが、癌は粒状になるほど小さくなっていたのです。

周囲も医者も祖母が治っているのは意味がわからない!と驚いて、「もしかしたら最初から、容態はたいしたことがなかったのだろう!」という結論で納得したのですが、ステージ4の状態はたいしたことがないとは言えないかもしれません。

人間という存在は自分の考えれる想定を越えたことに直面するとき、自分の精神を安定に保つために客観的あるいは論理的な思考ができなくなり、何でもいいので、とにかく安心する結論を思い込みたくなる、または信じたくなるように精神が作用して、心の平安を保とうとする傾向があります。

癌が治癒した祖母が、
「先生、生アーモンドで癌が治ったのでしょうか?」
と医者に確認すると、
「そんなバカな話は、ありませんわ!」
と医者は内心で少し取り乱しつつも、冷静を装いながら答えます。
(※このとき、祖母は医者への皮肉を込めた発言をしたわけではありません。)

先生は東京大学医学部を卒業されていて、生アーモンドを食べたら癌が治ったというような知見は医学界の通説には含まれていないため、当然に医学的にはありえないと考えられたはずです。

継続する習慣の大切さ

祖母は余命宣告に沿って他界することはなく現在もなお元気に過ごしていたのですが・・・

最近、90歳になる祖母は生アーモンドを食べる習慣を疎かにしていたらしく、残念なことに癌が再発してしまったのです。

「そろそろ生アーモンドが無くなるのでは?持っていこうか?」
と、こちらから確認すると祖母は、
「大丈夫!まだまだ、たくさんあるよ!」
と、たくさんの生アーモンドがあることをいつもPRするのでした。

根っからの食いしん坊である祖母には、たいして美味でもない生アーモンドを毎日食べ続けるにはやはり抵抗があったようです。

祖母からは、
「また癌になったんよ!」
と照れくさそうに報告がありました。

さらに、
「それがな、親戚の○○さんのな、ご主人さんがな、お腹に大きな腫瘍ができてな、癌なんじゃよ。」

ちかみつは言います。
「ばあちゃんの持っている生アーモンドを半分○○さんに電話して、取りに来てもらって!また、新しく追加するから。手持ちの生アーモンドをあげてほしい!」

祖母は、
「いやいや、もう、それはええんじゃ。せんでええわ。もう死んどるのに、その人。それより、次くるとき、イチゴとみかんとパンも食べたい!持ってきてよ!」

ちかみつは、考えます。
「時期的にイチゴは間に合うのか?もう4月半ばだけど・・・。みかんは近所にいただいたデコポンがあるけど。市販のパンは、やはり身体に負担になるから、遺伝子変換をしていない古代小麦をとりよせて家でパンを焼こう!」

そして、一斤の食パンを家でとりあえず焼き上げたのでした!
やってみれば、できるものです。
添加物はゼロの古代小麦の食パンで、かなり栄養価は高いです。
それを祖母に届けましたが、食べた感想はまだ聞いていません。

再び祖母に生アーモンドを食べる意義を理解してもらうため、ちかみつは繰り返し祖母に話かけ続けるのでした。

「あのね、ばあちゃん・・・これはね・・・。」
「あい、わかった!」
「あい、わかったって?参戦を決意した戦国武将みたいだね、ばあちゃんは。」

生アーモンドの秘密

自然食品の中でも生アーモンドには、癌を破壊する栄養成分が入っているようですが、熱が入ったアーモンド(素焼きなど)については、生アーモンドをフライパンで炒って食べたちかみつの叔父がすーっと癌で亡くなってしまったことがあり、生アーモンドに熱をかけると、癌を破壊する成分は消えてしまうようです。

癌対策であるならば、アーモンドは必ず生アーモンドの状態で食されることが経験上からも非常に重要であると考えられます。

このような知見については書籍で出版されている医者の人もいらっしゃいますので、参考までにネットなどで検索されてみてくださいませ。

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