第4回東京おいなりさんチャレンジ〜あっという間に3月編〜その1
またまた関西から東京に出てきました。
渋谷でのトークイベントに参加するためです。たのしみ。
お昼過ぎに品川駅に到着。品川駅は駅ナカのレストランが充実していて好きです。東京駅もいいですが店も人も多すぎて目が回ってしまう。
なんとなくいつも行ってしまうインドカレー屋さんでカレーを食べ、宿のチェックインまではあと2時間ほど。喫茶店で甘い物を食べたい気もするけれど、ナンで胃がふくらんでいる。
やるか、あれを・・・
そうして、第4回おいなりさんチャレンジを決行することにしたのでした。
今回はホテルのあった五反田、大崎駅周辺を2日間ゆるゆる歩きました。
全3回の予定です。
檜稲荷大明神
まずは五反田駅西口から少し歩いた所にあるおいなりさん。
しかし、地図アプリが指し示すところをぐるぐる歩いてもそれらしきものが見当たりません。
おいなりさんはどこ?と思いながらキョロキョロしていた時、ふと「お稲荷」という文字列が目に入った気がして、2、3歩戻る。
「罰が当たりますよ!お稲荷様の御前です 吸殻・ごみを捨てるな!」
御前ということはここにおいなりさんが!?いやしかし、どこに。
貼り紙から目線を右下にずらしてみると・・・
鳥居だ!!!
誇張では無く完全に見落としていました。
本当においなりさんの御前であった。ひかえおろう。
「檜稲荷大明神」の石碑に、お水がお供えしてありました。
都会に暮らすことの苦労に思いを馳せつつ、しかしこうやって都会の喧噪に人知れず鎮座するおいなりさんは心をかき立てられる!
今回は軽く・・・という気持ちでしたが、がぜんモチベーション上がってきました。
三島稲荷神社
お次の三島稲荷神社は、道路脇に表示あり。
わかりやすい~と表示が指し示す方向を見ると。
んん?駐輪場・・・
というか、完全にマンションの敷地内です。
入っていいのか!? 入口という表示があるのだから入っていいに違いない・・・と、おどおどしながら踏み込みます。
東京でよく見るタイプの、のぼりをたくさん立てた立派なおいなりさん。
お手水も、石灯籠も、鳥居には注連縄がかかっています。
きれいにお掃除されているみたい。
社殿の両脇には、鳥居に隠れて狐さんがいます。
そしてお供え物。
油揚げだ!!!
お酒やコーラのラベルと油揚げのパッケージの文字をちゃんと社殿に向けてあるのが良いですね。
狐さんは2ペア。手前のものはかなり年季が入っています。
歴史があるおいなりさんなのだろうか。
左の狐さんには子狐ちゃんがいますね。
奥にももう一体、狐さんがいました。ニッコリしている。
敷地内に「五反田伝承の石臼」もありました。
江戸時代前期に、大崎村の地主の家の水車小屋にあった石臼、という説明書きがあります。説明書きがあるのだから、やはり入っても問題ないに違いない。
しかし住民の方に怪しまれないかびくびくしながら、そそくさと去りました。
稲荷神社
次はうってかわってオープンな雰囲気のおいなりさん!
企業の敷地内なのかな。今回そういうところが多かったです。
鳥居が立派ですね。裏手は公園です。
石灯籠なども、全体的に新しく作られた雰囲気できれいです。
こちらも狐さんは2ペア。
お賽銭箱に近いほうが新しい狐さんなのかな?
下に置いてあるほうの左の狐さんは耳が欠けていました。
狐さんを新しくした後、歴代狐さんをそばに置いたままにしておくパターンをわりと見るような気がします。狐さんがたくさんいると、顔の違いなどを比べられて楽しい。
つづきます。
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