第3回東京おいなりさんチャレンジ〜雪の東京編その3〜
↓「その2」
第3回東京おいなりさんチャレンジ、前夜に降った雪が残る東京の町を、寒さに震えながら歩きました。
今回も何と戦っているのかわからなくなってきた。
何と戦っているのかわからなくなってからが本番です。
芝公園付近をうろついています。
赤羽稲荷神社跡
地図アプリ上の「稲荷神社」の表示を頼りに来てみたら、跡地でした。
さみしい。
気を取り直して次のおいなりさんへ。
伏見三寶稲荷神社
おいなりさんを探し回っていると小さな祠にも目が行くようになりますが、今度のおいなりさんは道の向こうからもわかりやすい。
交差点に面した立派なおいなりさんです。
枝振りのいい木も生えている。
鳥居があざやか!
現地で見ていた時は気に留めなかったけど、両脇の「心柱」というのはなんだろう。初めて見た気がします。
何やらモダンな狐さんです。おしゃれかっこいい。
台座には「昭和47年」とあります。
今回、チャレンジから帰って記事を書きながら気がついたことですが、狐さんの台座に、「奉納」の「奉」「納」が左右に一字ずつ刻まれていることがわりとあって・・・
こちらの伏見三寶稲荷神社は、右が「奉」、左が「納」ですね。
「その1」に載せた千里社稲荷も同じです。
で、「その1」の最初に訪れた末廣稲荷神社。
こちらは左→右。
末廣稲荷神社の狐さんは平成15年とあり、比較的新しいものです。
もともとは右→左表記で、近年のものは現行の横書き表記に合わせて左→右だったりするのかな。
どちらのタイプもそれなりにあった気がします。
前のチャレンジの写真も見直してみよう。
さて、このあたりで辛さのピークを越えたのか、「よっしゃまだ行くぞ」という妙なテンションになってきました。
アドレナリン出てきた。
蔵稲荷大明神
次はマンションの敷地内ですが、オープンなおいなりさんです。
大きな鳥居をくぐり、階段を登る。
登り切ると、小さな祠と、狐さん。
なんでしょう・・・今回のチャレンジで巡ったおいなりさん、全体的にとっても都会的・・・アーバンな雰囲気・・・
これが港区か。港区おいなりさん。おそるべし。
狐さんは新しくも、味わいのある表情。
ちょっと直線的で独特のたたずまいをしています。いいなあ。
何かに似てるなあ。・・・なんだろう。
あっ、そうだ、メカゴジラだ。
ちがうか。
小さくもおごそかな社殿。
そしてこの日、2パック目の鬼ころし。
よく見るとちゃんと懐紙が敷いてある。
アドレナリンのせいか寒さも心地よくなってきました。
再び芝公園方面へ戻ります。
円山随身稲荷大明神
公園内の小高い丘を登っていきます。今回階段も多いな。
こんな日に限ってヒールのあるブーツで来てしまいました。
ヒイヒイ。
登り切ったところで、丘と見たのは古墳だと知る。
「芝丸山古墳」。日本史で習ったような。習ってないような。
丸山古墳の上にあるから、「随身」なんでしょうか。かっこいい。
上の写真の石碑から少し離れたところに、赤い鳥居がありました。
狐さんがいるとうれしくて真っ先に写真を撮ってしまう。
ここは左が「奉」右が「納」ですね。
新しそうな狐さんです。
社殿の両脇には古参の狐さんたちも。
ところどころ欠けてしまっている狐さんたち、前足の間には一円玉がお供えしてありました。
前回巡ったところでも見ましたが、石の狐さん、お鼻が欠けがちのようです。
細いもんね。
社殿の前にも小銭の山ができていました。
よし!登るぞ!と思わないとなかなか来れなさそうなおいなりさんですが、大事に守られています。
さて、この石段であっという間に体力が底を尽き、チャレンジ終了!
アドレナリンどこいった。
公園内の梅園をフラフラと抜けて、地下鉄の駅に向かいました。
梅の花がきれい。
渋谷のドトールで休憩して、無事に推しのお誕生日ライブへ。
かっこよかった。生まれてきてくれてありがとう。
しかし今回もチェーン店ばかり行っているな。
「奉」「納」の左右、第2回で行った馬橋稲荷神社は、狐さんは新しそうですが右に「奉」タイプですね。
新しいものでも、境内にある他の狐さんや、先代の狐さんに合わせて右→左にしていたりするのかもしれません。
だから、右「奉」→左「納」だからといって必ずしも歴史のある狐さんとは言い切れないのかも。ただ、左「奉」→右「納」は新しいものに限定されそうです。
なんてことを帰ってから考えました。
今回は11おいなりさん。がんばった。
次も楽しみです。
おわり。
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