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(綺麗)っていう言葉を そよ風のように 君の隣に響かせてたい秋の日。
「みてみて!かまきりがいる!」 庭からコウくんの声が聞こえる。 「かまきり?ほんとう?」 …
どうしてか、雪の日を思い出したの。
風景に居場所を与えてくれる君の そのまなざしの隣で
つまさき立ちの裸足 その彷徨える着地の、ひんやりと熱くて
「遠くに行こう」と、裸足にさせてくれてありがとう。