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CoderDojo平群(へぐり) 祝!1周年

1周年を迎えました

本日、12回目のCoderDojo平群を開催しました。昨年11月に立ち上げたCoderDojo平群は1周年を迎えることができました。

CoderDojoとの出会い

2020年、コロナ禍の給付金10万円、何か自分の人生を変えるようなことに使えないかな?そうだ!自分専用のパソコンを買ってプログラミングを始めてみよう。

そんな思いで始めたプログラミング。私の3人の子供たちもプログラミングに興味を持ってくれて、親子でパソコンを楽しむようになりました。図書館で借りた本「Scratchでつくる!たのしむ!プログラミング道場」をきっかけにCoderDojo奈良、生駒に3人の子供たちと通うようになりました。

それが今から4年前のことです。当時は、自分がDojoを立ち上げたり、奈良でDojoConを開催してDojoConの運営スタッフとして関わっていくなんて、想像もしていませんでした。

CoderDojo平群の立ち上げ

CoderDojo奈良のチャンピオン若林さんが「CoderDojo奈良を色んなところでやってみよう」と2022年に、私の住んでいる平群町でCoderDojoを開催したことがありました。そのことがきっかけで「平群でもCoderDojoをやりませんか?」とお話をいただき、Dojoを立ち上げようと思い立ちました。

Dojoの立ち上げで一番ネックになったのが、無料で使わせてもらえる会場探しでした。私は地元の小学校で学校司書として勤務しているので、そのツテで会場を貸してもらえないかな?と思っていたのですが、なかなかうまく進みません。

こんな時こそ神頼み!とばかりに、毎朝、町内にある山の上のお寺にお参りに行きました。早起きして出勤前に20分かけて坂道を登って、境内で手を合わせてお願いします。夏だったので汗びっしょり。でもその甲斐があったのか、「子供達のためになるのなら!」と、近所の公民館を無料で貸していただけることになりました。

他にも登録のために英語でE-mailのやり取りをしなくてはいけない、など、大変なことは色々あったのですが、英語の堪能な若林さんのおかげで乗り切ることができ、無事CoderDojo平群をたちげることができました!

DojoConを奈良で開催!?

2022年11月に無事CoderDojo平群を立ち上げることができました。DojoCon Japan2022 富山にも長男と2人で参加しました。そこでは初心者の怖いもの知らず精神でLT(ライトニングトーク)にも挑戦しました。

そのLTで2人の若林さんズは「次回のDojoConは奈良で!」「いや岡山で!」と対決。私は内心「来年、奈良は無いよな〜」と高を括っていたのですが、2023年のDojoConは奈良に決定してしまいました。

若林さんはやる気満々!Dojo立ち上げの時に大変お世話になったし、「Scratchでつくる!たのしむ!プログラミング道場」の著者の1人でもある若林さん。若林さんのやりたいことを全部詰め込んだDojoCon、絶対に成功させたい!と思いました。

まずは会場探し。奈良のメンバーで会場をいろいろ見て回りましたが、良いところがなかなか見つかりません。交通の便が良くて、会場費が高過ぎないところ…。日にちだけが過ぎていきます。

こんな時は、やっぱり神頼みです。私はまた坂道を登って、山の上のお寺にお願いに行きました。そうしていると、なんと、「奈良女子大の記念館」という素晴らしい会場を貸していただけることになりました。

会場が決まってからDojoCon当日までは、あっという間。夏の暑い最中、全国のDojo関係者が奈良に来てくださいました。また当日スタッフとして、うちの家族全員が参加してくれました。

私は当日はバタバタして、ほぼ1階にいてセッションにはほとんど参加していないのですが、「Why CoderDojo Wall」に、「なぜCoderDojoを立ち上げたのか、なぜCoderDojoに参加しているのか」という思いを付箋に書いてホワイトボードに貼り付けました。

「家でも学校でもない場所があるよーと 子供たちに知ってもらいたかったから」と書きました。学校司書である私は、小学校の中でも、先生でない大人、というちょっと変わった立ち位置にいます。学校図書館も、教室でもない、休み時間に来たい子が来る、という、ちょっと特別な場所です。

そんな家でもない、学校でもない、自分が来たい時に来れる、子どもたちにとって、ちょっと変わった場所を提供したいなー、と思っています。

まとめ

冒頭でも触れた通り、今日2023年12月9日、CoderDojo平群は1周年を迎えることができました。
今日は常連さんばかりのニンジャ、保護者、メンターみんな合わせて18人の参加がありました。みんなリピーターです。

11月は都合で開催できなかったので、久しぶりのDojoでした。あるニンジャのパパさんは「発表するのが楽しみ過ぎて、朝6時からCoderDojo行こう!と元気だった」と教えてくれました。
メンターさんも「楽しみ過ぎて早く着きすぎる」と、会場の鍵を開ける前から待っていてくださいました。
もう、ありがたい限りです!

実は今日の参加者18人のうち、4人はうちの家族でした。
CoderDojo平群のInstagramを立ち上げてくれた高校生の長女、今日もユースメンターとしてニンジャのコードを「こうしたらうまく動くよ」と助言してくれた中2の次男、そして送り迎えや荷物運び、準備や片付けを率先してやってくれる頼れる夫、最後に今日はバイトの夜勤明けで参加できなかったけれど、私がプログラミングと出会うきっかけを作ってくれて、一緒にプログラミングを3年間勉強してくれた長男。私がここまでできたのも家族のおかげだと思います。本当にありがとう!


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