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アニメシリーズ 「岸辺露伴は動かない」感想

Netflixで公開された「岸辺露伴は動かない」の感想を書きました。普段のジョジョシリーズとは異なり、スタンドバトルよりもホラーやサスペンス要素が強いですが、とても楽しめました。面白い作品は、あっという間に時間が過ぎますね。
※note初投稿です。拙い文章表現ですが、お許しください。

(懺悔室)

罪から逃げようとすると追いかけられる話。主人公の髪型に笑う。乗り移られた娘がメデューサみたいで怖い。ダイナミックポップコーン投げ、娘の命がかかっているはずなのに2回爆笑したが、3回目はやはり。「燃えるポップコーン」の発想は荒木先生ならでは。こんなに鳩と太陽が怖いと思ったのは初めて。3回目が終わった後にさらにトリックがあったのは流石。※「ポップコーンの主人公」は身○わり。今度は何を試されるのか、本当は人の不幸話をここまで「楽しむ」のは不謹慎だが、露伴先生と同様にあの人が気になってしまう。
最後の億泰と由花子に大爆笑した。もし、康一に取り憑こうとする幽霊がいたら、由花子セコムに撃退されそう。

(六壁坂)

貝森と露伴先生のカフェでのやり取りは「くしゃがら」を彷彿させる。玉美と音石のサイン依頼、露伴先生がHDで高速サインをしたのは大爆笑。先生、セーラームーンのフィギュア持ってたのか、誰が好きなのか気になる。
楠宝子のゲームに時代を感じる。彼氏(郡平)の服に「SBR」とあるが、何となくウェカピポに似ているような。流血シーンと縫合シーンは見ててキツい、干からびた姿は5部のプロシュート兄貴のGFDの攻撃を受けたみたい。楠宝子が証拠隠滅する様子は映画「パラサイト」を、血を飲み続ける楠宝子自身はエリザベート・バートリを彷彿させる。もしかして、彼氏の声って、メローネと同じ人?
楠宝子の娘が助かって良かった。HDは本当に有能。でもこれって永遠に続くのか、いつか娘も血を飲み続けるのか、いやもう飲んでいるのかも。娘の父親はもしかして…?
4部高校生はやはり好き、ミキタカは安定の宇宙人運転。

(富豪村)

漫画を描く前の準備体操、ついやってしまう。アニメと実写ドラマの違いをチェックしながら観た。京香は今時の女性で可愛い、彼女を鬱陶しく感じつつも何だかんだで乗っかっちゃう露伴先生もツンデレで好き。音石が歩いているところはファンサービスか。
子供の案内人(一究)が不気味、人間の子だとは思うが。やはり髪型が個性的。
劇中で鳥のヒナを拾うシーンについてモヤッたので調べたところ、今回は羽が生え揃う前なので、ある程度正しい対処法だそうだ。しかし、羽が生え揃ったヒナは拾わずに置いとくのがマナーらしい。本当に勉強になる。
ちなみに、他の人はどうやってこの別荘を買ったのか知りたいが、同時に知ってはいけないのかもしれない二律背反な気持ちになった。もしかしたら全クリアして別荘を得るまで沢山の物を失ったのかもしれない、もしかしたら本人の命も…?

(ザ・ラン)

陽馬の髪型のチリチリは一体何?筋肉に取り憑かれ、DVオーラあるような?マンションの外壁を降りた時のポーズが2部のサンタナみたい。彼女にマンションを追い出された後、どう生活していたのか気になっていたが、やはり…
本人を知るためには形から入る露伴先生、結構負けず嫌い?しかも一回勝ってたとは凄いと思っていたが、それは露伴先生の策略だったとは。
陽馬が後ろ向きに走ったところは笑ったが、ダンベルを投げたところは怖い。これは先生と「公平」な勝負をするための行動だったとは恐れ入った。7部でリンゴォが言った「勝負には曖昧さではなく、公正さが必要」と同じだろう。しかしながら、こんな状況でも相手にHDして走りについていける先生は本当に凄いし、翼の形はヘルメス神という発想は流石。
「神が超えてはいけないレッドラインを私(先生)は超えてしまった」という落ちは考えさせられる。幾ら陽馬が悪事を働いたとはいえど、先生が彼の生命に手を下してしまったのは「一線を超えている」ことだから。こういった荒木先生の倫理観の線引きは流石だと思う。