着物で姿勢が良くなる理由!和服体幹トレーニング
新年着物を着た。
二人目を出産してからは、なかなか着れず気づけば2年くらいご無沙汰していた気がする。
着物を着るといつも感じることがある。
和服は自然に体幹トレーニングできる服だ!
ということだ。
ピラティスのインストラクターの有資格者の私がいうのだから、間違いない。
ピラティス的に解説するならこうだ。
ピラティスで重要とされる体幹四つの筋肉を自然と意識できるようになっている。
1、お太鼓(帯枕)と帯揚げがある位置には、ローテーターカフ(肩甲骨周りの筋肉)と脊柱起立筋及び多裂筋があり常に触れているので自然と意識させられる
2、横隔膜が開きすぎないように、帯締めがされていて胸の前のフォックがいつも閉まった状態である
3、骨盤と腹横筋を意識させるのは、言わずと知れた腰帯で、自然に丹田に力が入るようになっている
4、足の裏や足首の筋肉と、骨盤底筋は連動しているので、足袋を履くことで連動してぺるビックフロアー(骨盤底筋底筋)が使われていることになる
お分かりだろうか?
着ているだけで、体幹トレーニングできるようにできているのだ!
和服を着ると軸が定まるのはこのためで、インナーマッスルが常に使われている状態なので、代謝も上がる。和服が暖かいのはそのためだ。
長襦袢など絹でできているものを、肌に直接触れるところに着用することにも、先人の知恵を感じる。
とはいえ、なかなかハードルの高いのが和服だと思う。
ポイントは、着せてもらうのではなくて
自分で着れるようになることにもある。
私も着物の先生である母に着せてもらっていた頃は、キツイ!苦しい!だった。
しかし、自分で着れるようになってからは、この体幹や姿勢にとってのメリットを、感じられるようになった。
おそらく、自分の体は自分が一番よくわかっている。というやつで、その日その日に応じた「塩梅」を調節できるからだろうと思う。
日本に生まれたからには、一人でも多くの人に和服の良さ。たのしさを伝えていきたいと思う。2020年、私も和服頻度を上げていきたい
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