【インド】バンガロールで使える移動or輸送アプリ8選
みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。ナマステ!
2歳の長男がイヤイヤ期に片足どころか両足を突っ込み始め、それを認めたくないがために、「やだ」とか「NO!!」とか言われても分からないふりをしているChikaです。どんどん赤ちゃんじゃなくなってきているのは嬉しいが何だか寂しいです。
さて、今回は、2023年4月にドライバーが突然仕事に来なくなってから、何人か雇ったものの、あまり必要性を強く感じず、ずっとドライバー不在のまま生活している私が、外出する際や何かものを運んでもらいたいって時に使っているアプリをご紹介いたします。
食材の購入はほぼデリバリーで済ませ、基本引きこもり、出不精な私の見解なので、毎日活発にお出かけする方にとってはコストが高くなり不向きです。
どうぞご了承ください。
Uber
言わずと知れた世界で有名なタクシー配車アプリ。
インドでは、目的地を入力した後に、Uber PremierとUber Go、オートリクシャやMoto(バイク)などが選べます。
高評価のドライバーで、車も比較的綺麗なものが来て欲しければ、ちょっと値段は上がりますが、Premierを選びましょう。(にしても、最近の値上がり具合には目を見張るものがある。。。泣)
Premierを選んだからと言って親切な、道もよく知っているドライバーに当たるとは限らないところがインドなのですが。
一応Premierを選んで高評価のドライバーの車に乗っても、途中でガソリンスタンドに寄ったり、ガス欠やパンクで目的地の数キロ手前で降ろされたり、細い道にも大変詳しいドライバーに当たった時は、右に左にくねくねと住宅街を疾走するのでひどく車酔いしたこともあります。
今となっては笑えるハプニングですが、待ち合わせなどは余裕を持って出発しないと、予期せぬトラブルが待ち構えていることがあります。
多人数や荷物が多い場合は、XLを選ぶと、大きめの車が来ます。
インドの遠い都市に移動する場合は、Intercityで予約、配車することもできます。
配車予約も90日前からでき、複数の目的地に出向きたい場合などの時に、最長12時間車とドライバーを確保できます。
また、通常のシティライドでも、何箇所か経由しながら移動したい場合は、経由地を入力してトータルの移動距離に対して料金が請求されます。
さらに、自分がどこかへ出かけなくても、荷物を誰かに送りたい時や、受け取りたい時の利用もできます。私はUberではそのサービスを使ったことないですが。
なんといっても、アプリを日本語で使えるのが利点です。
支払いは、事前に登録しておいたカードで決済が可能です。日本のカードも私がインドに来た当初は使えました。
乗車時に、4桁の暗証番号をドライバーに伝え、認証完了後に運転開始されます。
Ola
2010年に旅行会社として設立、Olacabsと名前を変えて、ソフトバンクも株式を保有する、ほぼUberと同じように使えるタクシー配車アプリです。現在はOla consumerという社名に変更、バンガロールに本社があり、インドの250以上の都市で事業を展開しています。
一時Uberより安い?という噂もありましたが、現在はあまり変わらない気がします。オートリクシャを使えるという独自の利点もありましたが、現在は他のアプリでも利用可能なので、あえてOlaを使う理由があまり見当たらない。笑
Uberを使ってもタクシーがなかなかつかまらない時は、Olaも開いて2アプリ同時に配車をオーダーし、つかまらなかった方をキャンセルします。
Rapido
2015年設立、バンガロールに拠点を置く、主にバイクタクシー、オートリキシャの配車アプリです。使い方はUberとほぼ同じ。乗客それぞれに、独自の4桁のナンバーが決められており、乗車時にキャプテン(ドライバー)に伝えます。
Namma Yatri
Rapidoを使うより、少し値段が手頃なのが、Namma Yatriです。
オートリキシャ、タクシーの手配アプリ。近場への移動などでわざわざ車でなくても良い、という時に重宝します。
2022年11月バンガロールを拠点に設立、Auto Rickshaw Driver's Unionと提携して開発されました。乗客からもドライバーからも手数料の徴収を排除し、サブスクリプション料金(毎月登録ドライバーが支払う)で運営されるNamma Yatriは、支払われた運賃が全額ドライバーに支払われるので、ドライバーの収入の増加に寄与、キャンセル率も減少したと報告されています。
現在はインド国内9都市、バンガロールをはじめコルカタ、チェンナイ、コチ、トュムクル、マイソール、ハイデラバード、デリー、シリグリで利用可能です。
BluSmart
全て電気自動車でのタクシー配車アプリです。
2019年設立、グルグラムに本社を置きます。BluSmartには、マヒンドラやタタ、ヒュンダイ、MGの車両が月次リースで使われています。
利用することで、どれだけのCO2削減量が期待できるかが表示されたりするのが面白い、インドで初の全電気自動車ライドシェアアプリです。
2022年7月の時点で、デリーNCRでの180万回の乗車で、4300トン以上のCO2を節約したと発表しました。
現在デリー都市部とバンガロールにて展開中。充電インフラの不足と、EVの航続距離に対する不安が、成長の課題となっているようですが、環境のためにも、乗車を増やしていきたいですね。
DriveU
タクシーやオートリクシャに乗ると、時折ものすごい異臭に乗車中ずっと耐えなきゃいけなかったり、運転が超荒くて怖い思いをしたりなんてことがあります。また、長時間移動が見込まれるといった理由で、自分の車で移動したいと思うことがあります。
そんな、ドライバーさんだけ手配したいとき。
DriveUに登録されているドライバーさんは、比較的礼儀正しく運転も丁寧です。
車で来たけど呑んでしまったなどの時は片道利用。
たいてい徒歩で車のところまで来てくれるので、早めに手配しなくてはいけないのが注意点です。
ちょっと遠くのお友達のところまでランチにお呼ばれして4、5時間ほどお出かけ、なんて時や、娘たちの学校へ三者面談に出かける時は、Uberを使うより安く済む時があります。私は、Uberを利用した場合とどちらが安いか比較しながらどちらを使うか選んでいます。
ここだけの話ですが、DriveUを何回か利用して、運転が丁寧であったり時間を守ったりしてくれるお気に入りの方に連絡先を聞いて、利用する時は個人的にお願いしています。その場合は、1時間200ルピー程度お支払いしています。
Swiggy Genie
フードデリバリーでの利用がメインのSwiggyですが、予約注文したものを取りに行ってほしい時などは、荷物を運んでくれるGENIEを利用します。
運んでもらう商品について、先に支払いを完了しておく必要があることに注意してください。短い距離であれば数十ルピーで運んでくれるので、自分で取りに行くより格段にコスパがいいです。たまに、ポーターが見つからずキャンセルされることがあるので、その時は別のアプリを試してみてください。(↓Dunzoなど。)
Dunzo
2014年設立、バンガロールに本社を置く Dunzoは、インド人からまず初めに聞くポーターサービスです。
”Can I send a dunzo to your place?"なんて会話も聞くほど、市民の生活に浸透しています。
こちらもSwiggy Genieと同様、ピックアップの場所と届けて欲しい場所を入力確認し、支払いするとポーターがオーダーを受けて届けてくれます。
現在は、バンガロール、デリー、グルグラム、プネー、チェンナイ、ジャイプール、ムンバイ、ハイデラバードの8都市で展開しています。
また、2021年8月より、果物や野菜、肉、食品、医薬品などの生活必需品配達サービスを開始、クイックコマースに拡大しています。
処方箋なしで購入できるOTC医薬品を届けてもらえるのは急な体調不良の時便利ですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
バンガロールにいらしたばかりの方にとっては、移動時などに、どのアプリを使ったらいいか、よく分からない方もいらっしゃると思います。
また、オートリクシャとの交渉が面倒で車に乗っている、という方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、アプリであらかじめ決められた値段を支払い交渉の手間を省くのも手です。
ドライバーの手があいていない時の遠方からの荷物の受け取りの時、ポーターサービスは重宝します。
それぞれのアプリにそれぞれの良さや、あなたにとっての使いやすさがあると思いますので、色々試してみて、日々の生活にお役立てくださいね。
ちなみにメトロについては、私の住んでいる近くには路線がなく、私は全く利用していません。WhitefieldやOrionmall周辺にお住まいの方は、街の中心部に出る際やIKEAに行く際は、渋滞に巻き込まれず便利だと言っています。女性専用車もありますし、平日の昼間であればあまり混まないので、トライしてみてくださいね。
それでは、また!!