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私と神様の出会い

私はこの会社で仕事も売上も伸びて、全てが順調だと思っていました。
事故の後遺症の保険も戻って来たり、給料も上がりました。
以前に占い師の方に、私は40を過ぎたらお金に困る事はないと言われていたのをふと思いだし、確かにそうなっていると感じていました。
直属の上司とは、良い関係が築けていると思っていましたが、、、
ふとした事で、その関係も崩されました。
そして関東の営業所へ移動する事になりました。

私は仕事が出来ると勘違いをしていました。
人間の器も小さかったと、1人になり気が付きました。関東の営業所では仕事も無く、この会社に入るまでの会社と同じ水屋の仕事となりました。
事故の保険のお金もあっという間に無くなりました。
元の営業所での仕事は、一切手を出すなと言われ、どうしたらいいかわからなくなりました。
自分の給料は自分でと言われた事が頭をよぎり、気持ちを切り替えました。

関東に来て唯一、この仕事は引き続きやる事を許されていた関東地場の仕事。荷主さんを大切にしようと、自社が協力をしてくれない部分を水屋でカバーする為、また一から協力会社を開拓しました。
私はいつも行った先で一から開拓をするのかと、不思議に感じていました。どうしていつもこんなに意地悪されるのか?時々悲しくて仕事に行くのが憂鬱になりました。
そんな時も時々降りて来る大丈夫だと言うメッセージに、気持ちを切り替えたり、憂鬱になると、心が軽くなる様な本を買い私は絶対大丈夫だと自分に言い聞かせていました。

そしてコロナが、、、
ティッシュやトイレットペーパー等の紙製品が店頭から消えました。
その時、車両が足りない。探して欲しいと、以前の営業所で仕事をしていた方から私の元へ電話がありました。私は荷主さんの希望通り車両を探しました。途中、何度も以前の営業所の所長に罵倒されましたが、そちらで車両を手配出来ないようなので、手配しました。こちらの都合で手配出来ていないのはいかがなものかとと思い車両を手配しました。それでも騒いでいましたが、今の営業所の所長に事情を説明し、やり切りました。

その荷主さんは、私が怖いし、面倒だなぁって思っていた方でした。
月末に請求書は以前の営業所でつくるから明細をと言われて何件やったのかと問われました。
ひと月で200件以上の仕事は頂いていると話すと、以前の営業所では2件しかやっていないとの事。この仕事に関しては、私がやっても良いと認めてもらいました。
元々やっていたとはいえ、自分で仕事を勝ち取る事が出来ました。
怖い荷主さんにも、その後色々教えて頂き少しずつ信用を頂けるようになりました。

唯一の関東地場の荷主さんとの関係も良好で、大切にしていきたいと強く思いました。怖い関西向けの荷主さんも関東地場の荷主さんも親しく、同じ仕事をやっている為、仕事内容が共通だったのでやりやすかったです。
関東で友達も居なくて、1人自宅に帰る時、自宅で待っている娘猫さん、息子猫さんの存在がとても暖かく癒しの時間でした。時々、チビにゃんが産まれて楽しみでもありました。猫さんというのは、不思議な力があるようで、私がとても辛い時や、困難な時に産まれて来る子は死産になったりと、不思議な事が多々ありました。その中でも臍の緒が絡み、病院に連れて行くと、足を切断した子がいました。産まれて3日目にして絡みあっている事がわかり病院に連れて行き、そのまま手術。今も元気に可愛がられています。

私は有難いことに、色々なご縁に恵まれています。
これも神様との出会いの前兆だったのだと感じています。

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