保護されたその日⑥
いつもみているSNS。
友人の投稿や、インスタグラマーの投稿。
自分は子どもたちと離されてこんなに
苦しんでいるのに。
すべてが自分よりも幸せそうにみえて
みることができなかった。
アンインストールしたところで、
通知はきてしまう。
それすらみるのも嫌だったので、
おもいきってアカウントを休止にした。
遠くに住んでいる友人とはいつもメッセージ
やり取りしていた。
私の性格上、
渦中にいるときは人に相談できない。
ましてや、
子どもが児童相談所に保護される =
親が虐待やネグレクトをしている
少なくとも私のイメージはそう。
どんなに友人を信じていても、
どこかで疑われてしまうのではないかと
恐れてもいた。
今おもえば、休止のとき、理由は言わずとも
休止することだけは言っておくべきだった。
思考が正常ではないので、
そんなこともおもいつかなかった。
この一件が終わる少し前、落ち着いて
きたので、連絡しようとしてたら、
心配してくれてたらしく、
お手紙をいただいた。
メッセージやり取りも再開しているが、
お手紙をいただいたことが何よりも
嬉しくて、お返事を書いた。
その後も友人関係は続いている。
本当に感謝しかない。
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