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スイスで結婚して1年経過

昨年の12月10日に小さな美術館の一室で結婚式を挙げることが出来ました。当時スイス全体はコロナ感染率上昇が止まらず、クリスマス前からレストランが再度閉鎖、結婚式も自分たち含め12名までしか参列できないと厳しい規制の中でした。幸いにも12月10日はぎりぎり結婚式を挙げられ、その後レストランでのランチにも相方のご家族を招待することができました。

日本から自分の家族を呼ぶことはできなかったのでLINEグループで家族・友人にもリアルタイムで見てもらうことができました。

結婚式約3週間前からめまいが発生し眠れない日々が続き、これは不安からくるものなのか、ただの体調不良なのかわかりませんでした。日本人の知り合いもいなかったし、相方にもうまく体調を伝えられないし不安ばかりがつのる中の結婚式でした。次の日に意を決して病院に行くことを決め、結果としては手術が必要となり、その次の週には手術を実施。

この出来事はうれしいことと過酷なことと悲しいことが多々重なる2020年年末で、また12月を迎えることで思い出していました。

自分の中で思い出し、口にはしていませんでしたが、昨夜相方から昨年12月の話しがでました。昨日いつ話をしようかそれともすべきじゃないのか悩んでいたそうです。でも私も相方も忘れられない出来事だし、忘れてはいけない2020年12月であることの想いは同じであることがわかりました。

キラキラした海外生活を目指しているわけではないけれど、移住して半年もしないうちに色々な問題が発生しそれを一緒に考え乗り越えていける人が近くにいてくれるのは有難く、この気持ちは忘れないようにいようと思う一日でした。

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