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暮らしの歳時記を楽しむ〜節分〜

2月3日は節分の日。
文字通り節(季節)の分かれ目になります。

昔は立夏、立秋、立冬、それぞれの前日のことを節分と言っていましたが、現在では立春(2月4日頃)の前日を「節分」と言うそうです。

節分に行う豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式で、各地で鬼払いの節分祭が行われています。

私の住む岐阜でもこの厄を払い、新年の幸せを願う伝統行事が行われ、
ひょんなことから参加することができました。
(大ラッキー!!)

昨日訪れた「美濃国一の宮 南宮大社」はこんな神社です。

伊耶那美命(いざなみのみこと)が火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)をお生みになられた際に、お生まれになられた鉄鉱・鉱山を司る金山彦大神(かなやまひこのかみ)を主祭神として、相殿神に彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、見野命(みののみこと)をお祀りされています。

お生まれになられた姿が、流鉄に似ていたことから鉄鉱・鉱山にまつわる神として人々の崇敬を集めるようになったといわれており、現在でも南宮大社は金属の総本宮として全国の金属業・鉄鉱業・鍛冶など多くの人から厚い信仰を集めているそうです。

南宮大社略誌より


高舞殿から豆まき
四方から豆をまき、多くの人が豆を頂いていた。


南宮大社の広庭にて

裏に「鬼」と書かれた直径160センチの大的に、
神職が12本の矢を射かけ、
魔除けと五穀豊穣を祈る。
放たれた矢や大的の周りの星に福があるとされ、
神事が終わると皆様が競い合って矢や星を取りに行く。
圧倒されすぎて一歩も動けなかった(笑)


私が取った福豆!
開運餅も頂き、澄み切った気持ちで春を迎えます!

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