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短歌が載りました

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NHK短歌入選・佳作まとめ(2023年度)(短歌が載りました32-40)

2023年度は岡野大嗣さんがNHK短歌各月4週目の選者をされたので、友だちに送るような気軽なイメージで投稿していました。
テキストに掲載されたものをまとめておきます。うち2作は入選としていただき、放送でも紹介されました。作品がテレビに出たからといって特になんの反響もないのですが、知り合いに話すとわりと盛り上がっておもしろかったです。

テレビ1回目。あまり話が盛り上がってなさそうな中、岡野さんがひ

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短歌が展示されました

町田市民文学館ことばらんど57577展2ndの「みんなの短歌募集」にて竹林ミ來の歌がふたつ選ばれ、モビールとして展示していただきました。

展示は6/16の57577フェスの日に少しのぞいてきました。

大量のモビールの中で自分の作品を見つけるのがすごく大変で、なんだかインターネットの短歌らしいなあと思いました。

楽しい空間に加えていただきありがとうございました。

短歌が載りました31

雑誌Meets Regional2024年2月号の連載「岡野大嗣と詠むレッツ短歌!」に竹林ミ來の歌がひとつ掲載されました。

テーマは「奮発」でした。前途洋々というか、また1年がはじまるなあという感じでつくってみました。海っぽさが伝わっていてよかったです。自分の誕生日はもう少しあとなので、そのころには応援しているチームが好調でいてくれるとよいのですが。今年はできるだけ多く見に行きたいと思っています

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短歌が載りました30

雑誌Meets Regional2023年11月号の連載「岡野大嗣と詠むレッツ短歌!」に竹林ミ來の歌がひとつ掲載されました。

テーマは「癖」でした。いま住んでいる部屋は実家と建設会社が同じで、実家にいたときの部屋と造りがとてもよく似ているのですが、それが理由で落ち着くということもないなと最近思います。「帰りたい」というのも落ち着く<Home>が他にあるというよりいたたまれない状況を抜けたいだけと

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短歌が載りました29

雑誌Meets Regional2023年9月号の連載「岡野大嗣と詠むレッツ短歌!」に竹林ミ來の歌がひとつ掲載されました。

テーマは「ゲーム」でした。バスケットボールの試合での時計の動きはちょっと不思議で、試合が途切れてもそのまま流れていく時もあれば、ボールが外に出た瞬間止まる時間帯もあったり、この歌のように流れていった時間が戻されることもあり、フリースローなどでは時計が止まったまま試合が進んだ

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短歌が載りました28

雑誌Meets Regional2023年6月号の連載「岡野大嗣と詠むレッツ短歌!」に竹林ミ來の歌がひとつ掲載されました。

テーマは「お弁当」でした。運動会自体はあまり好きではありませんでしたが、おにぎりを食べるのは好きだったと思います。具は焼きたらこ・梅干し・昆布。

おにぎりはアルミホイルで包むべきなのかラップで包むべきなのか、きのこたけのこ戦争みたいなことも考えてしまいます。
笹か。

短歌が載りました27

雑誌Meets Regional2023年3月号の連載「岡野大嗣と詠むレッツ短歌!」に竹林ミ來の歌がひとつ掲載されました。

テーマは「食卓」でした。もうずっとこたつが家にないのでいまのものがどんなふうになっているのか知りませんが、記憶にあるこたつの裏のあの布はすべり止めなのでしょうね。岡野さんのイメージでは緑ですが自分はグレーで、ほかにも色はあった気がするので人によってカジノの印象がだいぶ違いそ

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短歌が載りました26

雑誌Meets Regional2022年12月号の連載「岡野大嗣と詠むレッツ短歌!」に竹林ミ來の歌がひとつ掲載されました。

テーマは「会いたい」でした。自分としては遊んでいただけでしたが岡野さんがコメントでその後のことを書いてくれていてなるほどなと思いました。
あとおとなりの岩松ぽむさんの踝の歌の勢いがおもしろかったです。踝、そもそも読めなそう。

もう少し投稿数があるといいなという感じみたい

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短歌が載りました25

千原こはぎさんの短歌誌「うたそら」第5号に掲載していただいています。連作「くださいのビュー」8首(p.13)と、テーマ詠「食」に1首(p.24)です。

テーマ詠のおとなりだった谷じゃこさんのナックルおにぎりの歌がやばかったですね。野球に詳しくないと伝わらないかもしれませんが、だいたいおにぎりの持ち方はストレートです。

歌を紹介してくださった佐藤氷魚さんの連作最後の<やさしく>の歌も好きでした。

短歌が載りました24

先月出た千原こはぎさんの短歌誌「うたそら」第4号に掲載していただいています。連作「さよならサマーさよなら」8首(p.15)と、テーマ詠「学」に1首(p.27)です。

テーマ詠にゆでたまごの歌を書いたら嶋田さくらこさんの連作にもゆでたまごが出てきておや、と思いました。ぼくはいつもレトルトカレーを一緒に温めてしまうのでゆでたまごだけを静かに待つことはできそうにありません。ちなみにレトルトカレーの袋を

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短歌が載りました23

千原こはぎさんの短歌誌「うたそら」第3号に掲載していただきました。
連作「からくりホリデー」8首(p.16)と、テーマ詠「遊」に1首(p.27)です。

テーマ詠では瀧口さんが「勇気がだいじ」という感じの歌を書いているすぐあとに全く勇気のない歌を書いてしまいました。すみません。

短歌が載りました22

千原こはぎさんの短歌誌「うたそら」第2号に掲載していただきました。
連作「ドリーム・カムズ・ドリームズ」8首(p.16)と、テーマ詠「緑」に1首(p.30)です。
一首評「そらよみ」(p.34)にも田中翠香さんのばいきんまんの歌について勝手に書いてます。おもしろかったです。

短歌リレーコラム「望遠鏡」2の多賀盛剛さんの文章もおもしろく読みました。短歌の歴史について、独特な文体で書かれています。

短歌が載りました21

千原こはぎさんの短歌誌「うたそら」第1号に掲載していただきました。
連作「秘密のおはなしアワード」8首(p.25)と、テーマ詠「空」に1首(p.47)です。
PDF誌とはいえ締切日の翌日に速攻で発行されて笑いました。

連作のタイトルは昔作った秘密のおはなし選手権の歌から取ったものです。

ほとんど連作というものを作ったことがなかったのですが、結構好きな感じの歌で集められてよかったです。
隔月で発

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短歌が載りました20

短歌ムックねむらない樹vol.2読者投稿の花山周子さん選佳作に竹林ミ來の歌がひとつ掲載されました。

浄水の滝に打たれた考えは十二項目ろ過されている

浄水の「浄」、極楽浄土などの言葉もあるし滝行となんとなくマッチする感じがします。実際は修行なのに甘やかされてるんですけど。ところで、プールの水だって消毒されていると思いますが、それで打たれても雑念だらけな気がしてしまいました。

この号でまき子さん

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