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おうちで中華 - 白灼蝦(茹で海老)
今日の料理は、白灼蝦(茹で海老)。海老を使った中華料理というとまずエビチリを思い浮かべる人が多いかもしれないが、中国で知名度が高いのはこの料理。最もシンプルで最も普遍的で最も海老の味を楽しめる海老中華だ。
中国在住時、沿海都市へ出張して宴会をやるたびに必ず出た料理でもある。真っ赤に茹で上がった海老が丸く並ぶ様子の美しさは、見る者の心を奪う。何度見てもテンションが上がり、喜んで食べたものだ。
白灼蝦 白灼虾
báizhuó xiā
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作り方は至って簡単で、要は活きた海老を茹でるだけ。だが、中央の醤油ダレをつけると、一気に中華料理になるのが不思議だ。
ブリンブリンの茹で海老の豊かな甘味を大蒜などの薬味が引き立て、醤油や油のコクが彩る。濃厚なミソも、醤油ダレをからめると旨さ爆発だ。
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一度食べ始めたら、にやけまくった顔で頭をしゃぶり、身をかじる…のエンドレスリピートが確定し、ひと口ごとに「嗚呼、幸せ…」と心の中でつぶやくことになる。で、そこに冷えたビールをぐいー!こりゃたまらん!
「旨い海老ならそのまま味わえばいい。醤油ダレなんていらない」という意見もありそうだけど、そうではない。旨い海老だからこそタレに負けることなく、むしろ両者の旨味が掛け算になって凄いことになるのだ。単なる塩茹でとは全くの別世界を堪能してほしい。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47009097/picture_pc_861a529c2002097423c15ad71f1067b0.jpg?width=800)
そうそう、活き海老をさばいたことがない人も、心配ご無用。素人の僕でも簡単にさばけた方法をレシピと併せてご紹介する。案ずるより産むがやすしだし、調理過程自体も最高に楽しかったですぜ!
尚、レシピは活き海老と冷凍海老の両バージョンでお送りします。
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