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おうちで中華 - 醉鶏(よっぱらい鶏)

今日の料理は、醉鶏(よっぱらい鶏)。名前の通り、鶏を酔わせて作る江南料理の名酒肴だ。馥郁たる紹興酒の香りが魅力なので、下戸の人には勧めないが、酒好きの人なら必ず気に入ってもらえると思う。


醉鶏 醉鸡
zuìjī  

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醉鶏(よっぱらい鶏)

白切鶏(茹で鶏)の発展形のひとつでもあり、茹で鶏をその茹で汁と紹興酒を合わせた浸け汁にひたし、冷蔵庫の中でじっくり寝かせる。

すると、しっとりとした鶏肉に程よく紹興酒と香辛料の風味が染みて、ひと口ひと口をしみじみ味わいたくなる滋味に化ける。これをつまみに紹興酒を飲み始めたら、おおよそ止まるものではない。

この料理においては、時間こそが最良の調理師。怠惰な酒飲みが作るにふさわしい、お手軽料理と言えよう。

我が家では、白切鶏を作るときに多めに鶏を茹でて、その日に食べ切れない分を醉鶏に回すのが定番。気軽にお試しいただきたい。

レシピは1本300円ですが、マガジン「365日美味しい中華料理10選」なら10本で580円。1本58円となり大変お得ですので、マガジンをオススメします。

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