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7/5発売!【分量完備】365日美味しい中華料理50選

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季節を問わず活用できる本格中華料理レシピ集です。レシピは単体でも買えますが、マガジンだと1本あたり20円未満と大変お得です!
本場で知った味をそのままに、素人でも作れるシンプルな料理を厳選しています。化学調味料や鶏ガラスープ…
¥980
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#冷菜

7/5発売!【分量完備】おうちで中華マガジン - 365日美味しい中華料理50選

【マガジンのご購入は👇から】 はじめに新マガジンです!前回の秋冬版に続き、今回も50本のレシピを収録しています!しかも、全レシピに分量を完備し、お値段は従来と同じ980円です。 ご注意頂きたいのは、50本のレシピ中、30本がマガジン初収録のレシピで、残りは「365日美味しい中華料理10選(2021年2月発売)」と「365日美味しい中華料理20選(2022年6月発売)」の収録レシピです。早い話が、「分量完備・レシピ大増強の完全版」とお考えください。 尚、今回は新作だけでも

おうちで中華 - 涼拌金針菇(えのきだけの冷菜)

重度の二日酔いで目覚めた週末。もう昼飯の時間だが、凝ったものは作る気がしない。こういうときは、簡単な料理で済ませるとしよう。 ということで、涼拌金針菇(えのきだけの冷菜)だ。 涼拌金針菇 凉拌金针菇 liángbàn jīnzhēngūサッと茹でたえのきだけをわずかな醤油や黒酢などと薬味で和えるだけ。 しかし、胡麻油や大蒜の風味でえのきだけの食感と旨味が伸び、しっかり中華な味になる。緑と赤のピーマンで彩りを添えてやったら、けっこう見た目も華やかになった。 こういう箸休

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おうちで中華 - 涼拌双耳(黒白キクラゲの冷菜)

今日は、春らしく華やかなひと皿をご紹介。とはいえ、乾物のキクラゲで作るので、一年を通して楽しめる料理でもある。 涼拌双耳(黒白キクラゲの冷菜)だ。 涼拌双耳 凉拌双耳 bàn shuāngěr黒いキクラゲだけを用いる涼拌木耳(キクラゲの冷菜)は、中国では涼菜のド定番だが、この料理ではそこに銀耳(白キクラゲ)を合わせる。 黒白の対比で色味が良くなるだけでなく、ムチムチコリコリした木耳とフバフバブワブワした銀耳の食感の違いがリズムとなり、見掛け倒しではない新たな美味が生まれ

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おうちで中華 - 口水鶏(よだれ鶏)

今日の料理は、口水鶏。四川料理の冷菜の中でも、知名度トップ5に入る一皿だろう。日本でも「よだれ鶏」という名前で認知されてきているので、お好きな方も多いのではないだろうか。 白切鶏(茹で鶏)を紹介した際、「茹で鶏をマスターすれば、様々な料理にアレンジすることができる」と書いた。この口水鶏も、白切鶏の発展形だ。 口水鶏 口水鸡 kǒushuǐ jīしっとりと茹でた鶏肉にからむ真っ赤な激辛ソース。ひと口かじれば、刺激的な辛味と豊かな旨味が口の中で弾ける。口水鶏の最良の友はビール

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おうちで中華 - 香油毛肚(牛センマイの胡麻油和え)

今日の料理は、香油毛肚(牛センマイの胡麻油和え)。牛の三番目の胃であるセンマイをサッと茹で、胡麻油で和えるだけの簡単なひと皿だ。 「いくら簡単でも、そんなマニアックな食材の料理はいらないよ」という声も出そうだが、いつも「身近な食材で本格中華」みたいなレシピばかりでもつまらないでしょ。美味しさは保証するので、お付き合いくださいな(笑) 香油毛肚 xiāngyóu máodǔ僕にとっては、かつて四川の成都で食べ、その旨さに瞠目した思い出の一品だ。それまで牛センマイといえば麻辣

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おうちで中華 - 麻醤豆腐(胡麻だれ豆腐)

今日は、覚えておくと四季を通して重宝する前菜をご紹介しよう。北京の家庭料理・麻醤豆腐(胡麻だれ豆腐)だ。 下茹でした豆腐に胡麻だれを回しかけて薬味を散らすだけの料理だが、これが実に立派な、食べ飽きの来ない前菜になるのだ。 麻醤豆腐 麻酱豆腐 májiàng dòufu見た目こそ映えないけれど、「映えないのに旨い」のが北京料理の特徴だから、気にすることはない。食べればその旨さに誰もが納得するはずだ。 まったりとした胡麻だれが豆腐にまとわりついて、テラリと輝く。レンゲごとガ

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おうちで中華 - 涼拌胡蘿蔔絲(千切りにんじんの冷菜)

今回ご紹介するのは、今が旬の春にんじんを使って作りたい涼拌胡蘿蔔絲(千切りにんじんの冷菜)だ。まあ、冬にんじんで作っても旨いので、一年を通して活躍するレシピということになる。 中華版キャロットラペとでも言うべきこの一品は、千切りにしたにんじんを黒酢ベースのたれで和えるだけ。それだけで、大陸中華の風が吹き抜ける。 涼拌胡蘿蔔絲 凉拌胡萝卜丝 liángbàn húluóbosī黒酢の酸味がにんじん甘味を強調する。千切りにんじんの軽やかな食感が口の中に響くとき、香菜や白葱とい

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おうちで中華 - 腐竹拌木耳(湯葉と木耳の冷菜)

今日の料理は、腐竹拌木耳(湯葉と木耳の冷菜)。乾物の湯葉と木耳(キクラゲ)を水で戻して軽く茹で、黒酢や醤油で和えるだけだけど、実に旨い。 腐竹拌木耳 fǔzhú bàn mùěrここで言う湯葉とは、腐竹という中国の乾燥湯葉。日本の湯葉より肉厚で、ムチッとした歯ごたえが魅力だ。 その腐竹とコリッとした木耳の相性が抜群にいい。見た目は地味ではあるがクセになる美味しさで、一度箸をつけると止まらなくなること請け合いだ。 我が家で中華料理の宴会を開くときの定番料理でもある。胡麻油

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おうちで中華 - 醉鶏(よっぱらい鶏)

今日の料理は、醉鶏(よっぱらい鶏)。名前の通り、鶏を酔わせて作る江南料理の名酒肴だ。馥郁たる紹興酒の香りが魅力なので、下戸の人には勧めないが、酒好きの人なら必ず気に入ってもらえると思う。 醉鶏 醉鸡 zuìjī 白切鶏(茹で鶏)の発展形のひとつでもあり、茹で鶏をその茹で汁と紹興酒を合わせた浸け汁にひたし、冷蔵庫の中でじっくり寝かせる。 すると、しっとりとした鶏肉に程よく紹興酒と香辛料の風味が染みて、ひと口ひと口をしみじみ味わいたくなる滋味に化ける。これをつまみに紹興酒を

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おうちで中華 - 蝦米拌紫菜(干し海老と磯海苔の冷菜)

今どきのレシピは「映え」が大きな要素を占めているが、言うまでもなく、映えと美味しさは必ずしも相関関係にはない。見た目はアレでも、美味しい料理はいくらでもある。 ということで、今日は福建省福州で出会った蝦米拌紫菜(干し海老と磯海苔の冷菜)。ご覧の通りの代物だ。 蝦米拌紫菜 虾米拌紫菜 xiāmǐ bàn zǐcài映えないことおびただしい。磯海苔の黒に干し海老の白がチラつくだけ。小葱でも散らせばいいものを、それすらしないのが、ある意味、清々しい。 だが、これがあなどれない

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