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夏から秋の中華料理20選+1

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夏と秋が旬の食材を使った本格中華料理レシピ集です。レシピは単体でも買えますが、マガジンだと1本あたり50円未満と大変お得です!
本場で知った味をそのままに、素人でも作れるシンプルな料理を厳選しています。化学調味料や鶏ガラスープ…
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#冷菜

おうちで中華マガジン - 夏から秋の中華料理20選+1

新たに過去記事の一部をマガジンにまとめました。今回は夏と秋が旬の食材を使った中華料理のレシピが20個入っています。 マガジンの価格は、1冊目同様、ビール一杯のイメージで500円とさせてもらいました。 今回も売れ行きに従って値上げを検討させて頂きますが、売れないからと言って値下げは致しません。早く買ってくださった方が得をするようにしますので、ご安心ください。 「ビール一杯のイメージって、なんのことだ?」と思われた方は、マガジン有料化に当たって書いた文を再掲しますので、よろ

おうちで中華 - 涼拌茄子(蒸し茄子の冷菜)

今日の「おうちで中華」は、夏らしく、茄子料理といこう。中国では定番中の定番・涼拌茄子(蒸し茄子の冷菜)だ。涼しげな皮の色味が食欲をそそる。 蒸した茄子を冷ましてから薬味とタレをかけるだけ。特徴は「簡単で、むちゃむちゃ美味しい」ことだ。我が家では、夏の間は何度も何度も作る。 涼拌茄子 凉拌茄子 liángbàn qiézi トロリと甘い茄子。葱や生姜といった薬味の食感と風味。タレの旨味や香ばしさ。そういうものが口の中で渾然一体となって、ぴゅるぴゅると食欲が湧いてくる。飲み

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おうちで中華 - 檸檬鶏(レモン鶏)

今日は、雲南省の西双版納(シーサンパンナ)に住む傣族(ダイ)族の名物料理・檸檬鶏(レモン鶏)を紹介しよう。現地では誰もが知る名物料理で、その旨さに驚き、うなりまくった思い出の料理である。 ひと言で言うなら、エスニック鶏サラダだ。茹でた鶏と柑橘の絞り汁と様々な香草・薬味をがっしり和える。単にそれだけの料理だが、爽やかで、それでいて激しい辛味も効いていて、むちゃむちゃ旨かった。 檸檬鶏 柠檬鸡 níngméng jī檸檬鶏と言うと、世界的には鶏の唐揚げにレモンソースをかける香

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おうちで中華 - 小葱拌豆腐(青葱の冷ややっこ)

今日の料理は、中国人なら誰もが知る定番料理・小葱拌豆腐(青葱の冷ややっこ)だ。日本の冷ややっこと同じように、中国にも冷たいまま豆腐を食べる料理がたくさんあるのだが、その中でも最もシンプルな料理である。 とはいえ、地域によって、豆腐や葱の種類や切り方、豆腐を茹でるか否か、かける油を熱するか否かなど、何気に様々なスタイルがある。今回は北京標準スタイルをご紹介しよう。 小葱拌豆腐 xiǎocōng bàn dòufu 見たまんまの料理ではあるので、知っている人は全員が「こん

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おうちで中華 - 茄泥(胡麻だれ茄子)

今日の料理は、茄泥(胡麻だれ茄子)。北京の夏に欠かすことのできない一皿だ。蒸して冷ました茄子に胡麻だれをペトリ。至って簡単な料理ではあるが、これが本当に美味しい。 トロトロの茄子とねっとりした胡麻だれが、なんとまあよく合うこと!ニンニクの辛味が絶妙のアクセントになり、茄子の甘味をグッと引き立てる。 ご覧の通り、SNSには全く向かない地味な見た目だが、料理とは見た目ではない。味なのだ。 茄泥 qiéní 子供も大好きな味だし、酒の肴としても優秀。毎回、大量の茄子が一瞬

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おうちで中華 - 老虎菜(青唐辛子とパクチーときゅうりのサラダ)

今日は、サラダ感覚で食べられる爽やかな冷菜をご紹介しよう。中国北方料理の老虎菜(青唐辛子とパクチーときゅうりのサラダ)だ。 中国人は基本的に野菜を生食しないので、この料理が生まれたのもそれほど昔ではないと思うのだが、今や中国北方ではすっかりお馴染みの前菜になっている。 北京老虎菜 Běijīng lǎohǔ cài材料の組み合わせは色々あるが、必ず入るのが「尖椒」。料理名では分かりやすさを優先して「青唐辛子」と書いたけれど、巨大な獅子唐のような見た目をした中国の固有種だ。

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おうちで中華 - 五香毛豆(枝豆の五香風味)

夏。枝豆の季節。中国にももちろん枝豆は存在し、中国ならではの食べ方がある。今日はその中から五香毛豆(枝豆の五香風味)をご紹介しよう。 名前の通り、五つの香辛料の風味を枝豆に煮含める料理だ。豆をかじると、小気味よい食感とともに複雑だが上品な香辛料の香りが鼻に抜けて、とても美味しい。 五香毛豆 wǔxiāng máodòu 「枝豆なんて塩茹でして茹でたてを食べるのが一番旨いんじゃないの?」と思う向きもおられよう。それはそれで一面の真実ではあり、僕だって暑い日に茹でたての枝

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おうちで中華 - 青島涼粉(青島式ところてん)

今日の料理は、山東省青島の名物・青島涼粉(青島式ところてん)。そう、中国にもところてんがあるのだ。それも、とびきり美味しいやつが。 ところてんの原料である天草は、中国では石花菜と呼ばれている。ところてんの製法自体は日本と変わらないが、食べ方が異なる。おやつ的な扱いの日本とは違って、おかずの一員として大活躍してくれるのだ。 味付けは至ってシンプルだが、黒酢や胡麻油やニンニクといった面々の活躍で、ところてんが見事に中華料理に化ける。 青島涼粉 青岛凉粉 Qīngdǎo l

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