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【分量完備】春から夏の中華料理20選+1

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春と夏が旬の食材を使った本格中華料理レシピ集です。レシピは1本300円ですが、マガジンだと1本50円未満と大変お得です!
本場で知った味をそのままに、素人でも作れるシンプルな料理を厳選しています。化学調味料や鶏ガラスープ…
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#冷菜

おうちで中華マガジン - 春から夏の中華料理20選+1

過去記事の一部をマガジンにまとめました。春と夏が旬の食材を使った中華料理のレシピが20個入っています。 初の有料マガジンなので、有料化について少し書きます。 思えばもう15年近く、Web上で中華料理について書き続けてきました。自分の興味のおもむくままに好きでやっていたことですが、これまで費やした時間のことを考えると自分で自分に引きます(笑) 一方、書いたもののほとんどが無料記事でして、僕が得た対価というと、1)知識の蓄積、2)食友との出会い、3)自己顕示欲の充足、といっ

おうちで中華 - 拍黄瓜(きゅうりの冷菜)

今日は、毎年夏が来るたびに我が家で何度となく作る拍黄瓜(きゅうりの冷菜)をご紹介しよう。ものの5分で作れるお手軽料理だが、きゅうりの食べ方としては最高峰の部類だと思っている。 中国では定番中の定番料理で、15億の人民の中でこの料理を知らない者はいないと断言してもよいくらい、ありふれた一皿だ。 拍黄瓜  pāi huángguā拍黄瓜の「拍」とは「叩く」という意味で、この場合、包丁の腹できゅうりを叩き潰すことを指す。で、叩き潰したきゅうりをいくつかの調味料で和えるだけの料理

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おうちで中華 - 涼拌土豆絲(千切りじゃが芋の冷菜)

新じゃがの季節が終わらないうちに、シンプルで美味しいじゃが芋料理をご紹介しておこう。涼拌土豆絲(千切りじゃが芋の冷菜)だ。中国版・じゃが芋サラダと言ってもいいかもしれない。 じゃが芋の食感を形容する言葉は「ほくほく」が定番だが、この料理のじゃが芋の食感は「シャキッとして瑞々しい」。そのじゃが芋の食感とまろやかな酢の酸味が実に爽やかで、激しく食欲を刺激する。 目隠しして食べたら「え、あなた本当にじゃが芋なの?」と、驚くかもしれない。よく知っていると思っていたはずの相手が隠し

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おうちで中華 - 涼拌木耳菜(ツルムラサキの冷菜)

今日の料理は、旬のツルムラサキを使った涼拌木耳菜(ツルムラサキの冷菜)。言わば中華版おひたしとでも言うべきものだが、ツルムラサキと中華的味付けの相性の良さが光る一皿だ。 涼拌木耳菜 凉拌木耳菜 liáng bàn mù ěr cài ツルムラサキのぬめりや香りに胡麻油やニンニクといった面々が加わると、単なる和えものが極上の開胃菜(アペタイザー)に化ける。ビールにも合うので、夏の酒肴としても大活躍してくれる。 ツルムラサキ料理と言えば、少し前に蒜蓉炒木耳菜(ツルムラサキ

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おうちで中華 - 香拌蚕豆(空豆の葱油和え)

今日の料理は、香拌蚕豆(空豆の香り和え)。本格的に旬を迎えて価格が落ち着いてきた今、全国の空豆好きにお勧めしたい一品だ。 空豆を皮付きのまま茹でて冷まして和えるだけなので、作るのは至って簡単。それでいて、立派な中華料理の前菜が出来上がる。 香拌蚕豆 xiāngbàn cándòu中華の空豆料理というと、SNSにアップするたびにそこそこバズる葱油蚕豆(空豆の葱油炒め)という料理があるが(レシピ)、あれは熱々をガシガシ喰らってこそ美味しい。冷めることを気にせずのんびり食べられ

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おうちで中華 - 香辣野菜(山菜の激辛和え)

春の味覚・山菜。日本では天ぷらやお浸しが定番だが、中華料理にもなる。雲南や四川の中国西南部では、山菜を激辛和えにするのだ。これがもう、「ビールを呼ぶ山菜料理大会」で優勝を狙える旨さなので、ご紹介したい。 中国西南部での定番は、ワラビを使った香辣蕨菜(ワラビの激辛和え)。だが、ゼンマイやコゴミなど他の山菜で作っても美味しいので、料理名を香辣野菜(山菜の激辛和え)とした。中国語の「野菜」は日本語とは意味が違って、野生植物全般を指すのである。 香辣野菜  xiānglà yěc

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