ウラカタLTチラ見せ!

先日、「ウラカタライトニングトーク!5th『エンタメ×Tech/デジタル』」に参加してきた。非常に面白く、目から鱗な時間だったので、その一部をご紹介したいと思う。

ゲームというメタバース


まずは、かの有名なFortniteがメタバース空間として海外の企業に注目されているのをご存知だろうか?

そもそもメタバースとは何か。
メタバースとはMeta(超越)とUniverse(宇宙)の造語であり、インターネット上の3次元の仮想空間を指す。2020年に飛ぶように売れた「どうぶつの森」なんかもそうだ。意外と身近に存在している。

Fortniteも同じく人気のゲームで約4億人が遊んでいると言われている。そしてその中のクリエイティブモードでは、クリエイターが好きなようにゲーム上の世界を想像できるため、企業がそれに着目したのだ。例えば、コカコーラはFortnite上で新しい味を紹介した。

また、TimberlandもFortniteとコラボしている。

そしてHonda USAやNFLも続々とForniteというメタバース空間を利用して積極的に自社をPRしている。

月並みな感想だが、私は正直そこまでFortniteはただのゲームだと思っており、メタバースとして着目されていると思わなかったので、認識を改めないといけないと思った。また、日本企業も積極的にFortniteとコラボしてZ世代にアピールしていくべきだと思う。現に、私はコラボした会社やFortniteに革新的でポジティブな印象を受けた。そして、もし競合他社と商品を比較して悩んだ際には、上記の出来事を受けて印象が良い方を選ぶと思うからだ。

漫画界に新しい風をもたらすWebtoon


携帯で読む漫画といえば縦読み漫画。それが韓国で流行り、東アジアで大ブームを巻き起こしているのはご存知だろうか。日本ではLINE漫画やピッコマが有名どころだ。

このWebtoonが流行っている理由としてはTikTokが流行っている理由と同じらしい。すなわち、空き時間にサクッと読めるからだ。ストーリー性はそこまで求められていなくて王道を求めている。

確かに、なろう系では、転生モノや悪役令嬢モノが流行って廃れていないのは、気軽に読める王道さを皆が求めているからだと思う。それが良いのか悪いのかを議論するのは置いておいて、その流れを無視することはできないと思う。

ショート動画群雄割拠


最後にご紹介するのはTikTokやYouTube Shorts、Instagram Reels、LINE VOOMなどのショート動画のプラットフォームが群雄割拠しているというお話だ。どんどんショート動画のジャンルの棲み分けがされているということだ。

『ショート動画白書(Vol.1)〜データ×クリエイター=リアルな最前線!?〜』や

「「タテ型」「短尺」スマホ動画がビジネスを変える!TikTok YouTubeショート Instagramリール LINE VOOM ショート動画戦国時代」

で詳しく紹介されているそうなので、ぜひ読もうと思う。

今回のLTトークで特に驚いたのはLINE VOOMの存在だ。例えばInstagram Reelsがオシャレ動画が多いというイメージに対して、LINE VOOMはお役立ち情報や教育、IT関連動画が多いらしい。しかも、Zの動画メディアであるGYAO!のサービスが終了したため、これからはLINE VOOMに注力されると見られる。そのため、この4つの中ではLINE VOOMはダークホースとなる可能性を秘めている。

私はこの4つの中で、LINE VOOMだけは見ないので斬新なお話だった。これから情報を「ググる」ではなく、「TikTokする」時代になる中で、残りの3つのメディアがどう戦っていくのかに着目する必要がある。

まとめ


全体を通して、初めて聞くお話ばかりだったので、少し感想が薄くなってしまったが、ぜひこの話の密度を感じてほしいと思い、得た情報をメインにシェアさせてもらった。
2時間という短い時間で10人以上の方のお話をテンポよく聞けたのは非常に良い機会で、プレゼンの仕方なども勉強になった。
次は3ヶ月後に開催される予定とのことで、ぜひまた参加したい。そして次はより多くの方とお話しできることを願う。




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