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やまなし 宮沢賢治

食物連鎖と豊穣の秋が対比的に描かれる。
くらんぼんが何を指すかによって、作品の切り口が
変わってくるのだが、それが正に賢治の狙いだと考えている。
描かれたテーマは生と死だ。
生は常に死を内包している。
私はクランポンを蟹の吐く泡、つまり生から死への変化と消失と読んだ。
読み方は好きでよい。
何かを感じる。
それが大切なのである。
自然には、またそれを表現できる題材が混在している。
大切な誰かと出かけてみるのも良いかもしれません。

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