懐中電灯で盛り上がれるひと。
懐中電灯のはなしである。
かつて小型の懐中電灯といったらマグライト一択であった。単三電池二本で十分な明るさと点灯時間を確保して、だれがなんと言おうとマグライト一択であった。
当時のマグライトはその小型の製品マグライトミニにかなりのカラバリが存在して、売り場の棚を席巻していたのをよく覚えている。もう二十五年以上昔のはなしである。ぼくが学生時代、インターネットは今ほど発展していなくって、ほしい商品があればお店に行くしかなくて、ぼくは東急ハンズの売り場に並んだマグライトミニをしげ