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返報性とは:GLOBIS学び放題で文章を鍛える(4)

返報性とは

タイトル画像にもある通り、「受けた恩にはむくいなければならない、借りは返さなくてはならないと感じること」です。
https://unlimited.globis.co.jp/ja/courses/195885e5/learn/steps

誰かから好意や親切をしてもらったら「ありがとう」のお礼はとりあえずしても、あとで何かお返しをしたほうが良いと感じることはますよね。また、気遣ってもらい譲歩を受けたときには、次は自分が譲歩しようかな、って思うこともありますね。 これらを返報性といい、上記リンク先で 5分程度に内容がまとめてあります。

もう少し詳しく、実践にあたっての個人的見解

ビジネス上でこれから信頼関係を結びたい、あるいは既に信頼関係のある相手に対しては 誠心誠意尽くす というのが私の基本スタンスです。 Give & Give & Give. このときの満足感(自己満足かもしれませんし、ともすると押し付けに近いかもしれません)が、モチベーションの1つとなっています。そのうえで相手が喜んでくれれば尚よし。それほどでもない場合には振り返りをおこなうようにしています。
相手の次(返報性)は考えないほうが気が楽ですね。
一方で、知っている相手が良くしてくれたことに対してはシンプルに感謝。
返報性は、自分からの場合には「知らない人、一過性の相手」に対して 無意識に働く程度、そういった感情があるんだな 程度。知らない相手からの場合には「おいしい話」程慎重に、と考えています。

自由記述問題

あなたの身の回りやビジネスにおいて、返報性を活用していると思われる事例をあげてみましょう。

回答(352/500文字)

電動工具メーカーの関係者として労働災害防止協会等で、建設工具の安全講習会を担当しています。正しく安全に使用するためのノウハウは、製品を使用しないと伝授できません。基本的な操作はどのメーカーの製品であってもほぼ変わりません。しかし、より安全かつ便利に使用するためにはメーカー独自の(特に電子制御による)危険回避機能があり、特に製品に不慣れな初心者には有効です。安全講習会で自社の製品を使用し、危険回避のデモンストレーションまで行います。このデモンストレーションによって、受講者は 危険を目のあたりにし、さらにそれを回避する技術を知ります。 メーカーから派遣された講師に好印象を持ち、製品についての危険性とその回避について知った受講者は、製品を購入するときに当社製品を念頭において検討することが期待されます。

AIのコメント(改善部分)

改善点としては、さらに具体的な数字や事例を交えて説明することで、説得力を高めることができるかもしれません。また、受講者がどのような反応を示したかや、実際の製品購入率のデータを挙げることで、回答をより具体的かつ説得力のあるものにすることができます。
 
補足
受講者の反応:普通の工具を使用していた人が電子制御品を使用し、実際に危険疑似体験をさせると「驚き」と「感心」、そして受講者が自社での指導者である場合には「これを使えば安心」といった反応があります。
疑似体験としては、ある製品は材料に強くたたくようにすると「手から離れて落ちた」と判断して自動的に停止します。
購入率のデータ:展示即売会ではなく、半公的機関の講習で自社品を大々的に宣伝できません。あくまでも「最先端の電動工具事例」としての話であり、受講者も口頭回答のみです。しかし、ある安全講習の市販DVDで自社製品が使用されています。

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