食堂「みやこ」とは
ふるさとに、安心する家に、好きな街に、
帰りたくても、帰れないときは、
ちょっとだけ、心に隙間が空く。
宮古に帰りたくても、帰ることができない。
この1年間、そんなモヤモヤが私たちにありました。
この想いがきっかけで生まれた食堂「みやこ」。
今回の初投稿では、立ち上げた想いや
これからのことについてお伝えします。
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食堂「みやこ」の想い
食堂「みやこ」は、宮古のことが好きなあなたがどこにいても、人と、食と、未来と、交わり、想い合うそんな場所を作っていきます。
1年前までは、自分のふるさとや好きな街に、いつでも帰ることができました。
しかし、それが当たり前ではなくなりました。
自分の好きな街と人を守りたいからこそ、首都圏や外から帰れないし帰らない。
でも、宮古を感じたいし、宮古が好きな想いは変わらない。
もどかしさがずっと心の中にありました。
「だったらさ、宮古にいなくても、宮古を感じられて、宮古と繋がれる場所を作れば良いじゃん!」
これが、食堂「みやこ」の始まりです。
そう、宮古への愛が溢れてしまったのです(笑)
改めて考えると、宮古の外で、宮古が好きな人が集まり、繋がれる場所ってほとんどないのです。
「今まで点であった人たちを繋いで、面白いことしていきたい。外からでも宮古を盛り上げていこう。」と、最初のミーティングで話しました。
そんな食堂「みやこ」ですが、名前にも私たちメンバーの想いが込められています。”食堂”としたは、”食”が宮古の魅力であることと、人が繋がり語り合う場にしたかったからです。
宮古は「本州最東端のまち」であり、漁業が盛んです。街のごはんやさんでは、新鮮で美味しい海鮮料理が食べれます。生牡蠣のプリプリさ、衝撃のどんこのたたき、本物のタラフライ、ワカメのしっかりとした歯ごたえ。あげたらきりがありません。
「みやこ」が平仮名であることにも、意味があります。宮古にいなくても、都(首都圏や他の街)から宮古と繋がれることを表現してます。外から宮古と繋がっていきます。
では、このような想いから生まれた食堂「みやこ」が具体的にしていることをお伝えします。
キックオフでは、運営メンバーによる大作戦会議をオンラインで配信しました。
原点に帰って、運営メンバーそれぞれの、
①宮古と関わったきっかけ
②なぜ、宮古のことが好きなのか
③宮古での一番の想い出
を伝え合い、みんなでこれからどう宮古に関わっていきたいかを話し合いました。
そして、食堂「みやこ」記念すべき1回目のイベントは、オンラインで、宮古と全国にいる宮古好きが繋がりました。宮古の食材詰め合わせセットを参加者の元へお届けし、イベント当日には食べながら、宮古面白い大人をゲストに招き、宮古について語り合いました。
(イベントレポートは次回に発信します!)
1回目は新型感染症の影響でオンライン開催となってしまいましたが、これからは首都圏の会場で実際に宮古の食を楽しみながら、宮古好きが集まれるイベントを開催していく予定です。
やっぱり、実際に会って、繋がっていきたいですよね。
「食堂」ですから、毎回、宮古の美味しい食材を出していきます。
その中で、生産者さんと繋がって、生産者さんの想いやおすすめの食べ方などを聞いたり、意見交換をしていく時間を作ります。
その商品ができるまでの背景や物語を知っているかと知らないかでは、消費する私たちの商品や商材への想いも変わります。
今後、参加して頂いた方々の中や、イベントの中で宮古に関する面白いプロジェクトが生まれて、新たなことに挑戦する…なんてことがあっても良いですよね。
運営メンバー紹介
食堂「みやこ」のことをこれまでお伝えしてきたのですが、運営メンバーのことをお伝えしていませんでした!宮古のことが大好きな運営メンバーを紹介します。
立ち上げは、この3人でした。
・吉浜 知輝(宮古市地域おこし協力隊)
宮古出身で、令和2年4月に宮古にUターンし、地域おこし協力隊として宮古で活動しています。副業として民間数社と協働で様々なプロジェクトの企画を担当。幼少期から空手をやっていて、今は指導者としても活動している。
・弘田 光聖 (NPO法人きっかけ食堂)
「日本一、東北に楽しく関わるきっかけになる」を理念に、毎月11日に東北酒場を開いている”きっかけ食堂”の事務局長。学生の頃には、学生の復興支援団体の立ち上げに取り組む。宮古の好きなところは、熱い大人と若者!
・青山 詩乃(復興創生インターン卒業生)
2年前に復興庁主催の”復興創生インターン”に参加し、宮古市内のゲストハウスでインターンをしたのをきっかけに、宮古のファンに。いつ行っても暖かく迎えてくれる街の人、若者を全力でサポートしてくれる大人たち、面白い若者がたくさんいる宮古が大好きで、宮古が第二の故郷に。
吉浜と弘田が、宮古の関係人口のコミュニティを作りたいと考えていた時に、青山が宮古市の遠恋複業課というプログラムに参加したのがきっかけで企画をする流れになりました。青山は、東京から宮古と定期的に繋がれる機会を求めていたようでぴったりな企画だとすぐ話は前に進みました。
それから、運営メンバーを増やそうということになり、復興創生インターンのOBOGに声をかけ、手を上げてくれたのがこちらの3人の大学生です。
・矢吹 花野
・山澤 美菜子
・笹平 聖乃
このように食堂「みやこ」のメンバーは、今まで宮古と様々な関わり方をしてきました。その中で、それぞれが宮古をさらに好きになり、これからも宮古と関わっていきたいと思っています。
最後に
「宮古が好き」
この想いを大切にしています。だからこそ、同じ想いを持っている人たちと繋り、交わっていける場所を作っていきます。宮古の美味しい美味しいご飯を食べながら、一緒に宮古を楽しみませんか。
そして、みなさんの宮古の好きな場所やご飯、風景などを私たちに教えてください!
食堂「みやこ」はみんなの宮古愛で暖かい場所になります。
同じ想いを抱えたわたしたちと一緒に、
宮古のヒト、モノ、コトと繋がりませんか。
わたし達は、「みやこなあなた」をお待ちしています。
執筆:食堂「みやこ」事務局
(Art Direction / Design : 山内 稜平 )
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食堂「みやこ」は、関係人口創出事業として地域おこし協力隊吉浜の活動になります。食堂「みやこ」についての次回投稿3月にオンライン開催した、
第1回食堂「みやこ」のイベントレポートです。お楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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