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初めて異国で髪を切った話

チェンマイでは本当にやることがないので、髪を切ってきた。
もともと出国前に切ろうと思っていたのを切りそびれ、ずっと髪が切りたかった。やることもなく物価も安いチェンマイで切らずしてどこで切る!というわけだ。

最初は安いしそのへんの理容室でいいやぁ〜と思っていたのだけど、案外ビジュアルの具合が自分のテンションを左右することに最近気づいたので、ちゃんとしたところで切ることにした。
昨日のうちに30分ほどリサーチをして、腕が良くてそこそこ安い美容室を発見。地図にピン留めしておいた。今日はもう行くだけである。

そんなわけで30分ほどえっちらおっちら歩いていき、満を持して美容室に到着。
入ってみると若い女性が店の奥に1人いるきりで、他にお客さんの姿もない。アレェ大丈夫かなこれ。お昼休みとかかなぁ。
とりあえずWi-fiを繋いで、昨日見たサイトで確認すると、なんとビックリ店が違う。ひえ〜。と思ったけど時すでに遅し。ただの店番だと思っていたお姉さんはのろのろとエプロンを着だしている。あなたが美容師さんだったんですね…。
今から帰るのも申し訳なく、もう運に任せることにした。
お姉さんに写真をいくつか見せて希望を伝えてから、シャンプーをしてもらう。冷水。顔にティッシュも置かれないのでたまに水が跳ねてかかる。つめたい。
シャンプー後はいよいよカットだ。
お姉さんが棟方志功もオドロキの至近距離で髪を切ってくるので、ちょっと気まずかった。
少しだけ話したところによると、お姉さんは27歳で1人でお店をやってるらしい。日本だと美容師ってお客さんの髪を切れるようになるまで結構かかるイメージだから驚いた。
そんなことを喋ってる間もお姉さんは淀みなく私の髪を切っていく。ショキショキ。
前髪を切るときに私の頬にハサミをビッタリくっつけて切るので戸惑ったりもした。
胸いっぱいの不安を抱えつつ鏡を凝視すること40分、ついに完成!ちゃら〜ん。

テクノカットみはすごいが、サッパリしていい感じ。
これでお値段は400バーツ(日本円で1500円くらい)。安いね!

お店は間違えたものの満足のいく髪型になり良かったな〜とルンルンで帰りました。
海外散髪デビュー戦は勝利です。やったね!

#旅行 #散髪 #美容院 #タイ #チェンマイ

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