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2024年7月6〜14日モロッコ旅行with母・妹

7月6日(土)

ドーハの空港のあんまり可愛くないくま

 成田空港。トンカツを食べて22時テイクオフ🛫久しぶりの飛行機は怖かった。
 10時間超のフライトを経て現地時間3時にカタール・ドーハでトランジット。空港内にトラムが走るほどめちゃくちゃ広かった。深夜だから人は少なかったが、ほとんどのお店が開いていて楽しかった。

7月7日(日)

ジャマ・エル・フナ

 さらに10時間超のフライトを経て現地時間16時にモロッコ・マラケシュ着。飛行機は多少慣れた。
 空港からのタクシーがチケット制になっていて感動。タクシーの客引きとの会話がいちばんストレスだからそれがなくなって嬉しい!
 モロッコ料理は海外慣れしていない家族にはちょっと不評。そして家族の中でいちばん時差ボケした。疲れた体に鞭打ってちょっとお散歩。夜のマラケシュ、初めてだったら圧倒されるだろうな。

7月8日(月)

アガファイ砂漠

 時差ボケだからか超早起きした。朝のマラケシュは静か。
 朝食を食べてマラケシュ観光。伝統工芸館はお値段高めだけど、客引きに急かされずゆっくり買い物できるからとても良かった。あとはメディナの迷路をぐるり。何回来ても買い物は楽しい♪
 砂漠ツアーを現地に着いてからネット申し込みしたら、ガイドとの連絡に電話番号が必要だった。電話番号無しのSIMを日本で買っていたから焦った。幸いWhatsAppがあってなんとかなった。WhatsAppとアマプラのダウンロードは日本にいる間にやるべき。
 マラケシュ近郊の砂漠でキャメルライド&ディナーショー。乾燥がやばすぎて、食べ物を飲み込む時に喉の水分を全部持っていかれて窒息しそうになった。目の潤いも全部持っていかれてとにかくつらかった。そして時差ボケがまだ治らず砂漠で寝てた😴やっぱりメルズーガの奥地まで行かないと星降る空にはならないな。

7月9日(火)

エッサウィラの海と稜堡

 モロッコでいちばん好きな街、エッサウィラへ。留学時代、落ち着いた街の雰囲気と美味しい魚を求めてよく行ったな。
 でも意外と家族には不評。エッサウィラはモロッコの雰囲気に疲れた時にはいいけど、モロッコのモロッコっぽさが楽しい!と思っているうちは物足りないのかも。そして風が強くて寒く、ピーチの砂が舞って砂だらけになった。
 それでもやっぱり買い物は楽しい。さすが芸術の街エッサウィラ、おしゃれな雑貨がいっぱいだった!

7月10日(水)

マジョレル庭園のカフェ

 マラケシュ最終日。どこにいくにもタクシーの運転手との交渉が必要でストレスだったな〜観光客として多少のぼったくりには目を瞑ったけど。
 マラケシュの最後にマジョレル庭園。留学時代に1回だけ行ったな。あのときよりはお金があるから買い物にカフェにわりと楽しめた。
 すでにモロッコの料理に飽き飽きしている家族のために、モロッカン寿司屋でランチしてから電車に乗り込む。いざラバトへ。
 ラバトでの生きづらさを思い出した。アジア人が少ないから目立つ。からかわれる。マラケシュの方がまだ良かった。でも優しい女の子たちが道案内してくれて救われた。
 何でもかんでもちゃんとしようとして、ちょっと嫌なやつになってる気がする。モロッコに住んでた意地でムキになってる。気をつけよう。私にとっても家族にとっても一生に一回の経験なんだから。

7月11日(木)

ハッサン二世モスク

 カサブランカのタクシーは本当に最悪だ。もう最悪という言葉で形容するのも気持ち悪いほどに最悪。車多いしタクシー少ないしここで暮らしている人は大変そう。でも1人良いタクシーのおじいさんに出会えたから全部無かったことにする。
 タクシーのせいでまた機嫌が悪くなってしまった。もうタクシーに乗らなくていいから残りの時間は穏やかに過ごそう。
 夜のラバトでおしゃれディナー。足が限界に近かったけど大学も見に行った。綺麗になってた。カフェはまだあった。
 トラムの券売機に100DH吸い込まれた。なんとか小銭を作ろうとみんなで頑張った。楽しかった。言葉ができなくてもトラブルがあっても挑戦する旅の方が楽しいんだね。

7月12日(金)

レストラン ル・ダウ

 通勤ラッシュでタクシーが捕まらなくてまた不機嫌になっちゃった。タクシーは心を乱されるからなるべく関わりたくない。でもラバトのタクシーは他の街とは違うかも。外国人相手でも当たり前にメーターをつけてくれるっぽい。
 酒が売ってる店に連れて行ってあげられなかったのはちょっと心残り。まあ大した酒は売ってないけどね。
 結局ル・ダウでディナー。現金を使い切るためにちっちゃい炭酸水を3人で飲んだりしてちょっと恥ずかしかった。でも面白かった。旅の恥はかき捨てということで許して。
 結局楽しいのは高めのカフェに行くことと買い物することなんだね。まあ旅行者に現地の暮らしを強要する必要もないし、たった一度きりだからいちばん楽しいと思うことをすればいい。
 それにしてもみんな買い物気合い入りすぎ。歩きすぎて体にガタがきた。
 私はやっぱりどこかモロッコに対する負い目というか罪悪感がある。深層ではトラウマになってるのかな。家族の方が勇敢だと思う。この気持ちは一生消えないと思うけど、それでもまた来るよ。しばらく間が空いちゃうともう一生来れない気がするから。

7月13日(土)

 ほんとは窪みのカフェとかモーニング行ってたカフェとか見せたかったけどしょうがない。短い期間の中でできることは全部できた。いつかまた来ればいい。次来た時もきっと楽しい。

7月14日(日)

 日本に着くと呆気なくて、モロッコに行ったような行ってないような気分。でもこれからふとした時に思い出してクスッと笑うんだろうな。
 3人でモロッコに行けてよかった。またいつか行けたらいいな。

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