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2024年4月28日(日):昭和の圧

子供に本を読んでもらいたくてあれこれ作戦を考えた結果、「親が楽しそうに本を読む」という結論に至り、ここのところよく本を読むようになった。

今日は向田邦子の「思い出トランプ」を読んでいる。

読んでいると昭和という時代の「生々しさ」のようなものを感じる。人が抱える情念が現代よりも圧がある、というか、じっとり重い感じというか。

そう感じるのは向田邦子の筆致によるものだけではなく、実際に時代と共に人の感情の抱え方、発散の仕方が変わったんだろうな、と思う。

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