何を引き、何を残すのか

昨日。

これからは「何を引くか」が大事になってくるよね

と、彼女が言った。

本当にそうだなぁ！と思った。

取り入れようとすること

私はこれまで、いろいろなことを取り入れようとしてきた。

「あるもの」を見る、「すでにある良さ」を見る、という世界観の場を作っていながらも、「これが足りない」「これをすればうまくいく」と学び、新たに身に付け、取り入れようとしてきた。

それが「良くなかった」わけではない。
取り入れて自分のものになった、しっくりきた、というものもあった。
違和感とともに「取り入れられなかった」という結論になったものだって、やってみたからこそ、体感として「これは（私には）違う」とわかったのだ。

世の中には本当に情報が溢れていて、数えきれないほどの「こうすればうまくいく」という方法がいっぱいだ。

それは、ある人にとってはうまくいく方法であり、またある人にとってはうまくいかない方法。
…とわかっているはずなのに、すぐに「これをすればうまくいく」と思ってしまい、自分に足そうとしてしまう。

そこで「これは違った」と思えるなら、いい。
でも、「言われた通りにできない私がダメなのだ！」と自分を責めたり、無理やりその方法に合わせようと頑張ったりすると、本当に苦しくなるよなぁと思う。

何が残っていればいいのか

「何を引くか」を決めることは、自分には何が残っていればいいのかを知ることでもあると思う。

そしてそれは、自分の中にしか答えがないことだ。

自分の内側の答えを信頼すること。

今日から（だよね？）、風の時代に入ると言われている。
占星術にもスピリチュアルにも詳しくはないけれど、時代の変化は感じている。

これからますます、自分の中に残すものを信頼して、軽やかに引き算をして生きていく人が増えるんじゃないかな。

誰かと一緒じゃなくていい。

「自分は」何を削ぎ落とし、何を残すのか。
その答えを自分で出して、信頼していく。
その自分をのびのびと表現していく。

私は、よさよさな場づくりをして生きていく。

よさよさな場は、「何を引くか」に素直に向き合い、自分の答えに出会い、「これでいいんだ」と軽やかに思える、そんな場でもあるな、と思ったのだった。

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