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どこにいたって、帰る場所はおんなじ。



小さい頃、
母から離れるのが怖かったのを
今でも覚えて
います。


朝、目覚めて、
隣に母がいないとそれだけで大泣き 笑笑


学校に行くようになっても、
どこかその空間はよそよそしくて、

守られている家へと
飛んで帰っていた
ように思います。
(朝は近所の子たちと
登校班でゆっくり学校へ向かっていたけれど、

帰りは
全力で走って帰ってた
 笑笑)


社会人になってからも、
職場や出張先に緊張を強いられている気がして、


休みの日に訪れた旅行先でさえ、
出かけてすぐに家へ帰りたくなったり。


『家』という場所が
わたしが唯一守られているところ
で、

そこ以外は
わたしを攻撃してくるところ。


そんな認識でいたんじゃないかな、
と地元を離れてみて思います。


ただ、

じゃあ、今は毎日怖いんじゃないのって
思われるかもしれませんが、

実際はそんなでもなかった 笑笑


それは
ちゃんと自分自身と向き合って、
地元を離れようと决意したからでもある
けれど。


1番大きいものは、
『どこにいたって、帰る場所はおんなじ』
と思えたこと。


どこに所属していようが、
どこに出かけようが、たとえ一人だったとしても。


『わたし』という人間の帰る場所は
『わたし』という場所
で、

どこで誰と何をしていようが、

『わたし』という場所は
わたし自身をいつでも受け入れてくれる。


その確信が持てるようになったからこそ、
どこで誰と何をしていようが、動じなくなったのかなと。


勿論、
独りでさみしいことはあるし、
たまに不安になるときもあるけれど、


そういうときに
頼れる人たちを持てたことも感謝だなと思います。


そして、

怖い、怖いと思いながら、
周りとの接触を完全に絶たず、

ときどき
勇気を出して踏み込もうとした過去の自分を、
今は誇らしく
思います。


そういうことを思いながら、
今日も生きています。


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