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利き手でない左手を1年間使ってみて気づいたこと


約1年前。

わたしは以下の記事を書いた。


そして、

すっかり記憶の彼方へ放り投げ、
過ごすこと約1年。
(忘れながらも、左手でできることは継続して実施していた 笑)


最近、
とあることに気がついた。

約1年間、
利き手でない左手を使い続けて、
いろんなことに気がつけたのでは?

ということだ。

せっかく、
左手を使い始めたことを記事にしたのだから、
左手を使い続けて気づいたことも記事にしてみよう。

そういう思いから、
この記事を綴ろうと思う。


1.左手を使って気づいたこと

(1)少しずつでも、日々成長していること


    これは、左手に限らず、右手も含めてのことだ。


    日々、使い続けることで、
    左手はどんどん使いやすくなった。

    それと同時に思った。

    
    分かりにくいながら、
    右手も使いやすくなっているんじゃないだろうか? 
    と。 

    思い返せば、

    小さいのころは形の歪んだ、頼りない文字を書き、
           何だこれは? と思うような謎の生物を描き、
           壊しそうなほど乱暴にピアノの鍵盤を叩いていた。
    (ただし、どれも一生懸命だったことは確かだ。)

    大人になった今は綺麗な、読みやすい文字を書き、
            何を表現しているのか分かる絵を描き、
            優しく滑らかにピアノを弾くことができる。
    (人によって受け取り方が違うので、あくまでわたしの中で、だ
     が……汗)

    右手は、
    わたしが意識しない中で確実に成長していたのだ。

    そして、
    
    それは右手だけじゃなく
    身体全体にも言えることじゃないだろうか、と

    そう考えるようになった。

    そう思えば、
   
    『気がつかないだけで、
     日々身体を使って自分は成長しているんだな』

    という自信に繋がった。

(2)左手と右手でそれぞれ癖があること


    箸を例に出すと、

    左手正しい箸の持ち方をしている。
    (親指と人差し指で2本の箸を持ち、箸の間に中指を挟んでいる)

    だが、

    『とりあえず、箸持ってます』とでも言うかのように、
    上手く力が入らず、2本の箸が交差してよく料理を取りこぼす。

    正しい箸の持ち方をしていれば、取りこぼさないのでは……? 
    と自分にツッコミをいれたい衝動にかられる。

    右手正しい箸の持ち方ができていない 笑。
    (箸の間に中指を挟まず、中指の側面で上の箸を支えている)

    けれど、
    上手い具合に料理をつかんで食べることができる。
  
  (もしかしたら、長年の鍛錬の賜物なのかもしれない)

    他にも、

    包丁は 左手人差し指だけは包丁の背に添わせて切る が、
        右手柄を全部の指で握りしめて切る。 
              (以前、投稿したとき、右手と左手の癖を逆に書いてました……汗
     何回も読む方がおられるのか不明ですが、訂正したことを
     追記しておきます) 

    同じ人間なのに、
    それぞれの両手で癖が違う。

    それが妙におかしくて、笑ってしまった。

(3)『今ここ』に集中できること


    これは左手を使うときなのだが、

    右手より融通が利かないから、
    手の動きに集中しないと上手く動かない。

    
    勿論、
    1年前よりは確実に上達してはいる。

    だが、

    右手のように、
    『~しながら、~する』
    という同時進行はできない。

    同時進行は、
    今の左手にとってはどうやら高等技術らしい。

    しかし、


    そのおかげで、
    『今ここ』に集中できやすくなっているのでは?
    
と思うようになった。

    食事も、
    料理を目でよく捉え(そうしないと捉えられない 笑)、
    慎重に口へ箸を持っていき(そうしないと口に入らない 笑)、
    ゆっくり咀嚼して食べる。

    そうすると、
    料理を味わって食べることができる。

    包丁を持てば、
    食材の形を良く見て、どのように切るかを考えながら切る。

    そうして過ごしていたら、
    『今ここ』への集中力が増したのだ。

    家事をしたり、
    文字を書いたり、絵を描いたりするとき、
    その作業へ、より集中でき、短時間で作業が済むようになった。

    それにはちょっと驚いた。

2.まとめ


   1年間、利き手でない左手を使い続けたことで、
   
   自分が日々身体を使って成長し、
   手にもそれぞれ癖があり
   目の前のことに対する集中力が増す

   という気づきを得た。


3.あとがき

 
  上の3つの気づき以外にも、
  ちょっとした目標ができた。

  それは、

  『右手と同じように、左手でも文字を書いたり、絵を描いたりしたい』

  ということ。

  そのために、
  日々、文字を書いたり、絵を描いたりする練習をしている。
   

  上は、
  今朝、練習に書いた文字の画像。

  へろへろな文字ではあるけれど、
  とりあえず、読める 笑!

  日々、
  左手の成長を見守りながら、
  無理せず、楽しく過ごしていこう
と思う。 

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