思いもよらない別れ

失恋して2週間。
やっと、やっと前を向けそう。

彼との出会いはマッチングアプリ。
なんとなくタイプやなーって思って
ほとんどやりとりもしないまま
会うことに。

すぐに意気投合。

1日目にして3件も飲みに行って
すごい楽しかったの覚えてる。

次の日も夜景に連れてってくれて
告白された。
すごい幸せ。

付き合うことに。


彼は仕事に行きつつ夜は
夜間の学校に通っててすごい多忙な人。

それなのに週末は必ず来てくれて、
平日も会いたいと言えば来てくれた。


私が風邪をひいたときも
たくさんの水買ってきてくれて
看病してくれて病院も着いてきてくれた。

愛されてるなって実感。
毎日が幸せだった。

でも、それと同時に
彼がいる慣れない生活に
少し体は疲れていた。


1ヶ月に3回も高熱が出て
せっかくのクリスマスも
思いっきり楽しめなかった。

彼は大事な試験前なのに
私が風邪で不要なストレスを
与えてしまった。

この時に私から会わないでおこうと
言うべきだった。

年末年始一緒に過ごす予定だったのに
なくなった。


この頃から彼の気持ちは少し
離れてたのかもしれない。

年明けて彼は試験中だったが
私の家まで来てくれた。

「試験終わったら籍を入れよう。」

その言葉を鵜呑みにしてた。
もちろん親にも話していた。

1月中旬。

彼は1月末にある大事な試験と仕事で
すごく忙しそうだった。

週末必ず来てくれていたのに
いつの間にか無くなっていた。

少しでも会えたらなって
いう思いと、ご飯でも作って
持って行こうかな、っていう気持ち。

ただそれだけで、
会いに行っていい?と
聞いたことが地雷だった。

人が変わったかのようだった。

会いたいのは分かるけど
我慢して。と言われた。

それから3日後。

電話で冷めたと言われ
ふられた。
何を言っても無理だった。

少し前までの幸せが嘘のようだった。

私は彼に依存していたのかもしれない

言葉を全て信じすぎていた。
旅行の計画も口だけだった

旅行のキャンセル代も払われず、
最後は音信不通になった。

私の荷物は透明のゴミ袋に
ぐちゃぐちゃにドアノブにかけられていた。

すぐに捨てた

別れた女のことはどうでもいい。
そんな風に思えた。

憎む気持ちもあるけど
幸せな時間を過ごせたのは事実だから
それには感謝してる。

私の理想の人だった。


夢に向かって頑張ってほしい。
ほんとに心から思っていたし
ずっと傍で応援したかった。


至らない自分を悔やんだけど
私は私の道で前向こうと思う

幸せな時間をありがとう。




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