あした死ぬかもよ？【私が失いたくないもの5つ】

先週は一人で読書する時間があり、ひすいこたろうさんの「あした死ぬかもよ」を読みました。

27の問いかけに答えながら、自分の人生を振り返ったり、これからやりたいことを考えていました。

特に印象的だった問い「しつもん6 これだけは失いたくないものベスト５は？」について記録します。

①自分を大事に思ってくれる人

本当なら、「友達」、「家族」、「恋人」でそれぞれ1項目にして、
ベスト3まで埋まっていることにすべきかもしれませんが、
私は欲張りなので、「自分自身を大事に思ってくれる人全員」を失いたくないです。
普段は意識していないために気づかないけれど、
ふとした瞬間に自分のことを気にかけて、
LINEをくれたり、ごはんに誘ってくれたり。

私もそういう人たちを大好きであり続けたいし、大事にしたい。

②何かをきれいだ、好きだと思う感情

美術館に行くのが好き。
一人で集中して外食するのも好き。
春の日、部屋の窓をあけた瞬間に感じるにおいが好き。

猫のちょっと冷めた視線が好き。
コーヒー豆をひいたときの音、感触、においが好き。

理解してくれる人がいるかもしれないし、いないかもしれない。

そういった小さなことを「きれいだな、すてきだな」と思える感情を失いたくない。

③くだらないことで笑える時間

私は、周囲の人にくだらない気づきをシェアするのが好きです。

マジメじゃない話をちゃんと聞いてくれて、楽しい返答をくれる人がいて、
そういった時間を互いに楽しめること。

自分の人生を面白くしてくれる大事な時間だと思っています。

④安心して過ごせる空間

私はおうち大好き！！！
旅行も好きだけど、旅行の次の日はおうちでゆっくりしたいタイプ。

おうちでお菓子を食べたり、ぬくぬくのお布団にいる時間が幸せです。
あとは部屋のすみっこでゲームしたり（笑）
安心して過ごせるおうちがある、日本に生まれた幸せを感じる瞬間です。

⑤わくわく、好奇心

自分の知らなかったことを知る瞬間が好き。
読書をしたり、博物館に行ってみたり。

最近は人類や文化の誕生、環境に興味があります。

あとは、新しいことを始める瞬間も、「自分はなんだってできるのでは！？」みたいな錯覚があって好き（笑）

「知りたい！」という感情がなくなったら、自分ではなくなってしまうような気もします。

失いたくないもの5つ、眺めてみると、私は抽象的なもの（こと）を失いたくないと感じているのだなと思いました。
もともとあまりモノには執着せず、欲しいモノはあまりないタイプ。
部屋のモノも少ないほうだと思います。

自分の感情や経験、その場の空気を楽しむことを大事にしていることがわかりました。

そして、死ぬそのときにはこれらをすべて失ってしまうことになります。
そう思うと、この5つ、もっともっと大事にしていこうと思えるし、
自分の感情に素直でありたいと思えます。

この本を読んで変わったこと

自分が大切にしたいことが明確になった気がします。

あした死ぬかもしれないのは、自分だけじゃなく、周りの人かもしれません。

私はあまりパートナーに好きだよと伝えることができないタイプ（この、恥ずかしがり屋さん！！）。
しかし！この本を読んだ次の日には、
名前を呼んで、好きだと伝えることができました。

職場でいらいらすることがあっても、
「自分の人生、そんな小さなことを気にしている時間はない！」と思い、
スルーすることができるようにもなりました。

趣味にしても、「楽しめるうちに楽しもう！」と思えるようになりました。

何をしていても、私は「死」に近づいている。
たとえ、鼻くそをほじっていても、
意味なくスマホを眺めている瞬間も、命を削っているのだ。
（まあ、意味なくスマホ見る時間も私には必要かもしれないが）

そう思うと、日常のちょっとした行動や選択も変わってくる気がしました。