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残るものとは
書きかけていたものを書き終えられなかったので、書きかけていたまま出します。
1月下旬頃、(2021/01/10)、録画していたNHK総合『常田大希 破壊と構築』を観た。バンド『King Gnu(キング ヌー)』としての活動で知られる常田が、悩み苦しみながらも創作する様子が伝わってくる番組であった。番組では常田が率いる音楽グループ『millennium parade』の楽曲『2992』の制作の様子が取り上げられていた。本楽曲は作曲を担当した常田と作詞を担当したermhoiが生まれた、1992年から1000年後の未来をテーマとしているとのことである(タワーレコードオンラインニュース 2020年12月04日『millennium parade、NHKスペシャル番組テーマ音楽“2992”を制作。シリーズ放送スタート前夜には常田大希の長期密着ドキュメンタリー放送も』URL:https://tower.jp/article/news/2020/12/04/tg004)。千年後に向けて音楽を作ろうとする常田の視点に思わず唸った。
また、関ジャニ∞による音楽番組『関ジャム』その中で川谷絵音氏が紹介していたSuiseiNoboAz「3020」
(歌詞:https://petitlyrics.com/lyrics/2925649)も印象に残っている。
曲の紹介において川谷は「自分の音楽が1000年後聞かれているかなんて考えもしなかった」と述べており、ここでも千年後に思いを馳せる視点の長さが興味深かった。
小泉元首相が視察したことでも話題となったフィンランドの放射性廃棄物処理場オンカロでは、「百万年後の安全」がキーワードとなっている。
ロボットアニメ『創聖のアクエリオン』で使われているアニメと同名の主題歌では、「1万年と2000年前から愛してる」と歌われている(なお、私は小学生くらいのときに『創聖の…』のパチンコのCMでこの楽曲を初めて知ったのであった)。人間の寿命を遥かに超えた時間軸に思わず笑ってしまうのだが、これも
陳腐な例ではあるが、地球の歴史を一年に例えると、人間は大晦日の深夜に生まれたということがよく言われる。
千年後の未来には不要なものとしてよく挙げられる男の乳首、女のひげはなくなるのか。
それともグレイテストショーマンのようにひげの女性が踊る世の中になっているのだろうか
パソコンで音楽を作るYOASOBI、スマホで音楽を作る時代に
(マツコ「お母さんもすごいわ」 独学で音楽を制作する若者たちに感心
2020/11/28 https://news.mynavi.jp/article/20201128-1535583/ )
方言や訛りで歌うアーティスト
miz『パレード』八丈語で歌っている
広島?訛りのイントネーションで歌う藤井風
愛知県の訛を使ったご当地ソングといえば、せいぜい一時期flash動画がネット上で流行した『名古屋はええよ!やっとかめ』くらいしか思い浮かばない
意外と残らない電子情報(カセットとゲーム機さえあればできる旧来のゲーム、サービスが終了してしまうと消えてしまうソシャゲ(Dain×スケザネ対談)。意外と長く残るフィルム、長く残るか不安なデジタルリマスター版)
石や紙に書いたほうが残る(ロゼッタストーン、死海文書)
ネタとベタは分けないといけないとは思いつつも、就職試験のとき書いた「いい意味で残る仕事がしたい」という思いは今も心の片隅にある(「地図に残る仕事」というキャッチコピーの建設会社のCMもあった)。
「人類が消えた世界」という本を(たぶん)中学時代に読んだ。人類が環境に負荷を与えている一方で、原発や巨大な運河が人類によって維持されていることがわかった。耐震性という言葉が生まれる前に建てられた、過度に頑丈な建造物もあることも分かった。
人類はせいぜい百万年しか生きられないという予測もされている(出典不詳)
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