音楽ニュースなど:暑いドイツ、ザルツブルク・フェスティヴァルの感染対策

ドイツはここ1週間、猛暑に見舞われています。この週末は最高気温37度に達するところも多いようです。この猛暑はあと一週間は続きそうです。

90年代始めまでは、最高気温30度を超えることは珍しかったと記憶しています。エアコン搭載した車も珍しかったのですが、90年代終わりからは一変しました。40度に達する夏もあり、エアコンのない車は考えられません。

建物も同様です。以前は最高級ホテルでもエアコンがなく、90年代終わりからはエアコンがあるかどうかをチェックしてから予約するようになりました。
今でも、小さなホテルや民宿ではエアコンはないところが多いです。

昨年のバイロイトでは定宿にしているエアコン付きのホテルがとれず、泊まった小さなホテルはエアコンがなく、気が遠くなる思いでした。ただ、北側であり、小川に面していたので、なんとか扇風機でしのぎました。

一般家庭にはエアコンはありません。陽が当たる部屋は朝9時頃までに空気を入れ替えた後、シャッターを閉めます。そして扇風機で比較的涼しい場所からの空気を送ります。

さて、8月1日に開幕したザルツブルク・フェスティヴァルのコロナ感染防止対策の様子につき、メディアや実際に行った人からの報告を記します。

・上演は休憩なし

・アーティストやフェスティヴァル関係者は、接触した経歴と健康状態の報告義務あり。さらに定期的なPCR検査を受ける義務があり、これまで、のべ2000人の検査をした

・客席は全体の1/3使用

・聴衆はマスク着用のこと、扇子の使用禁止


この猛暑の中で、マスク着用して扇子が使えないと聞いただけで、もう気絶しそうです・・・


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