オペラとコンサートの記録:9月12日、ボン・オペラ《シュターツテアター》プレミエ

9月12日、ボン・オペラの開幕プレミエ≪シュターツテアター≫(マウリシオ・カーゲル作曲)を観ました。
この作品の世界初演は1971年4月25日、ハンブルク・オペラで、大スキャンダルになりました。

当日のプログラムです。

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「開始19時30分、終了20時10分」となっていますが、これはミスです。
正しくは「開始19時30分、終了21時10分」です。


ここではボン・オペラの様子を写真で紹介します。

劇場建物の正面入口。劇場はライン河畔に立っています。

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劇場のバルコニーからはライン河が見えます。

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劇場内部のフォワイエでは上演に関したパフォーマンスがありました。

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公演後のカーテンコールです。有名なオペラやバレエ(白鳥の湖、カルメン、蝶々夫人、ボリス・ゴドゥノフ・・・)の主役の扮装が見えます。みんなマスクをしているのが『今日的』です。

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私はこのモノクロのコスチュームの人たちが出てくる「メトロノーム」のシーンがとても面白いと思いました。
ステージにはボン生まれのベートーヴェンの頭像が置かれています。

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左手を上げているのが演出のユルゲン・R・ウェーバー。彼も出演していました。彼の右で白いマスクをしているのが指揮者のダニエル・ヨハネス・マイヤーで、チャップリンのような燕尾服にベートーヴェンのような乱れ髪で、演技もしていました。

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なお、以下は、公演を観たハンブルクの批評家ペーター・クラウゼ (Peter Krause) さんの批評記事です。ドイツ語が読めない方でも、ステージ写真をお楽しみください。

https://www.concerti.de/oper/opern-kritiken/theater-bonn-staatstheater-13-9-2020/

FOTO: ©Kishi

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