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#2【音割れ・どもり 吃音について】

タイトル アナウンサー鹿島田千帆のコミュ・ラジオ


1.タイトルコール 

アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ

この番組は、元ラジオ局アナウンサー、音声・話し方、コミュニケーションの研究者・鹿島田千帆が人生100年時代、楽しく、自分らしく生きるための情報を、お伝えしていきます。曜日ごとにテーマを設けていまして、

月曜日は 健康で過ごすための医療について

火曜日は 心と体を元気にする農業について

水曜日は 車モビリティ

木曜日は 動画・音声のデジタルコンテンツ制作について

金曜日は 音声や話し方のお悩み解決!質問やメッセージにお応えします。

2.音声の話【音割れ】について

2回目の配信になります。今日はVoicy1回目の配信バタバタ劇について、そして金曜日のお題である、声の悩み解決、コメント返しをさせていただきますね。

まず、今日とっても嬉しいことがあったのでご報告させてください!オンラインのボイストレーニングを受講していた生徒さんが、局アナ合格しました!!!いやーうれしかった。2社受けたうちの最初1社目で合格。ボイトレ、オーディションの原稿づくり、カメラチェックとサポートさせていただきました。また、詳しくは別の機会でご紹介させていただきますね。うれしくて涙ちょちょぎれました。

さて、さっそくですが、まず配信1回目のばたばた劇について。

昨日Voicyデビューを果たしました。年度末で生放送の番組終了やラジオの新しい番組の準備リニューアルとVoicyデビューが重なりましたので、ここ数週間は深夜2時3時まで作業が続きなんだか時差ボケな日が続いていました。

Voicyは聞くアプリと、アップロードするアプリが別にありまして、アップロード自体はさほど難しくありません。VoicyのスタッフさんからZOOM
ミーティングでレクチャーをしてくださる時間があるので、そこでもわかりやすく説明してくださいます。それこそ、スマホからでも簡単にできちゃいます。

ただ、わたくし、エフエムラジオ業界で長く仕事をしていますので、内容に合わせたBGMをチョイスして、そのテンポに合わせてしゃべるんです。プロのラジオパーソナリティ、アナウンサーとして、抜かりがあっちゃいけないと、かなり気合を入れて、これも有料の著作権フリーの音源をたくさん用意して、簡単なミキシングができるインターフェースにマイクやPCを突っ込んで、いわゆるワンマンDJ風に収録しました。収録で一番気を付けなければならないのが、音割れ、なんです。

この音割れで、大失敗しました。

音割れとはスピーカーやヘッドホンなどのアンプから出力の限界を超えた音を流そうとするときに発生します。びりびりした音ですね。どなったときの声とか、耳障りな音です。皆さんもご経験あるのではないかと思います。

また、音を収録するときに、音の入力レベルが高すぎると音割れを起こします。音が割れる大きな要因は『ゲイン』の上げすぎによるもので、音声編集ソフトで波形を見るとわかりやすいのですが、音の波形が平らに潰れることにより、不快な音が生じる現象です。

私はAdobe社のAuditionを使っています。https://www.adobe.com/jp/products/audition/free-trial-download.html


放送局のディレクターさんだと、cubase を使っている方もいらっしゃいます。cubaseは現在のヤマハの子会社であるドイツのスタインバーグが開発した、Windows、macOSのに対応するオーディオ/MIDI統合型音楽制作ソフトで元々は作曲活動をするATARI STさん用に開発されたMIDIシーケンスソフトでした。ヤマハの楽器を買うとcubaseのベーシックバージョンがデフォルトでついてきたりします。

また無料お試し期間もありますね。cubase30日間無償でお試しいただける体験版。

https://new.steinberg.net/ja/cubase/

最新のAuditionの無料体験期間は7日間です。動画編集でプレミアを使っている方でコンプリートバージョンを利用されている方は、Auditionが無料で使えますので、興味のある方は開いてみてください。概要欄にリンクも張っておきますね。

余談ですが、音割れポッターってご存じですか?音割れを好む人たちの間で愛用されているプラグインで、はっきり言ってノイズなんです、ずっと聞いていると気持ち悪くなります。人の好みは本当にバラエティに富んでいますね。

さて、音割れを起こさないためには、音量レベルを0dB以下を維持して、ピークやVUでレッドレベルにならないようにGAINを下げて、音を管理します。ただ、PC上で視覚的に管理していても、スタジオで実際に音を聞いたり、性能の良いヘッドフォンで聞くと、音割れしてるじゃんってことがしょっちゅうあります。人間の耳の可聴範囲はもっと奥行きがあるということなんです。

また、アップロードするアプリとの相性もあるので、今回1回目の収録は私的には、大反省でした。特にBGMをつけるとあまりうまくいかないようなので、今回からは、ボイスのみを収録して、アップロードしています。

使っているガジェットは、シュアの一番シンプルなマイク、インターフェースはAG03,マイクの前によく金魚すくいなんていわれている、ウィンドスクリーンをつけています。

多くのラジオパーソナリティたちは、音に声にこだわっているので、なるべくクリアな音声をお届けしたい、きいていただきたいと考えています。

Voicyの先輩パーソナリティの皆さんはどうされているのでしょかね。どんなガジェットを使っているのか、共有できたらなと思っています。リスナーの皆さんで、おすすめがあったら是非教えてくださいね。情報シェアできたらと思っています。

さて、金曜日は音声についてお伝えしていますが、Voicyの場は 想像以上にレッドオーシャンだなーと思いました。特にVoicyは話し方やコミュニケーション教育をなさっている方が多い場所なんだと感じました。それぞれ、切り口が違うので、長年の経験則と科学的な知見をもとに、コミュニケーションに関する有益な情報をこれからご紹介をしていきたいと思っています。私が研究員を務める、上智大学理工学部も新学期が始まりますので、研究室での新しい取り組みなどもお伝えしていければと思っています。

3.コメント返し【どもり 吃音について】

Voicy初回の配信が終わってメッセージをいただきました。

とちおどめさん、千帆姉さんの番組また聴けて嬉しいです!
私は母に声どもってて聞こえにくいとよくいわれますのでこういう放送ありがたいです(*^ω^*)これからもよろしくお願い致します。

どもりは、程度の差はあれ、お悩みの方も多くいらっしゃるんですよ。吃音、どもりは、なめらかに話すことができない状態を指します。わ、わ、わ、私が。とか緊張すると出ることがあったりします。これは話し方や発声の改善だけではなく、心理的な要素を調べる必要もあります。直接お話をしてみないとわからないのですが、改善方法として、好きな歌とか、本とか、同じフレーズを繰り返し、ちょっと大きな声で発声してみてください。次に、長い文章、新聞、本を読んでみる。コミュニケーションの基本である発声のバリエーションが増えていくと、自分はこんな声でしゃべるんだな、こういう声が出ているんだなと、自分の声に耳を傾けて自分の声をしっかり認識します。自分の声を自分の出したい声にコントロールできるようになると、話すことに自信が持てるようになり、どもりが改善されることがあります。もし、うまくいかないという方は、概要欄にお問合せリンクを張っておきますコミュデザインカンパニーにお問い合わせくださいね。

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ピーさん。Voicyデビュー、おめでとうございます。ボイストレーニングは興味がありますね。毎日聴かせていただきますので、頑張ってください!

サカモトマサヒロさん、おお〜栃木を代表するパーソナリティ、ちほさんが、いよいよvoicyデビュー!おめでとうございます!
フォローしました。今後のご活躍たのしみにしてま〜す!

那須野が原の大工のおとっつぁんです。もういい歳ですが、まだまだ楽しい事沢山したいので、いろんな所に首だけ突っ込んでいます。どうぞよろしくお願いします!


そして、3月まで同じラジオ番組に出演してくださっていた、先輩Voicyパーソナリティのやっぱり地理が好きのみやじまん、こと宮路周作さんからも応援メッセージをいただきました。代ゼミ人気地理講師で、私がVoicyを聞くきっかけになった先輩パーソナリティさんです。いつか、宮路さんとコラボしたいなーと思っております。宮路さん、よろしくお願いします。

通常の生放送のラジオ番組では、一つのメッセージに瞬時にお応えすることはやってきましたが、こうしてお一人お一人に向き合ってコメントできなかったので今とても新鮮です。応援してくださるVoicyリスナーさんが聞いてよかったなとヒントになるようなメッセージも発信できるように頑張ります。

最後まで聞いてくださってありがとうございます。

今日の台本はnoteに、またコミュデザインカンパニーの事業内容はWEB、動画制作はYoutube鹿島田千帆のコミュCH、声を美しくするグルメはインスタグラムに載せています。ただの食いしん坊投稿になっていますが、栃木のグルメ情報満載です。ぜひご覧ください。

アナウンサー鹿島田千帆のコミュ・ラジオ  お相手は鹿島田千帆でした。それではまた来週月曜にお耳にかかります。はぴはぴスマイル!


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