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#345 本の話をしよう 上高地の思いつき旅

この記事は音声メディアVoicyで配信している台本を掲載しています。主にインタビューをお送りしている番組です。気になる方はぜひ 【アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ】 ☞https://voicy.jp/channel/1718  ご視聴くださいませ。チャンネル登録どうぞよろしくお願いいたします。なお、LINE登録もよろしくお願いします。

1.本の話をしよう 上高地の思いつき旅

アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ。今日はボイシーのハッシュタグ企画、本の話をしよう、そして私の上高地の旅についてご紹介します。
改めまして、このチャンネルを選んでくださってありがとうございます。チャンネル名は アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオアナウンサー。プロデューサーとして30年近く放送局に勤め、音声の研究者として心地よい声の研究を続けています。またYoutube朗読チャンネルはフォロワー2万人を突破しました。
このVoicyでも聞き取りやすい声、また聞きたくなる声を意識しながら、月~金曜日毎朝6時半から配信しています。よかったら最後までお聞きください。

さて、今日もボイシーのハッシュタグ企画 本の話をしようというテーマでお送りします。
いつもは、ガツガツとビジネス書ばかり読み漁っているのですが、先日旅をしてきまして、旅にまつわる本をピックアップしてみました。

旅をして、本を見つけるのも面白いなーと思い、ご紹介します。

古典になりますが。
芥川龍之介の河童
この舞台は、上高地が舞台になっています。

そして白骨温泉は『大菩薩峠』(だいぼさつとうげ)は、中里介山作の長編時代小説1913年1941年都新聞毎日新聞読売新聞などに連載された41巻にのぼる未完の一大巨編と言われ、この小説に、白骨温泉が登場します。

先日、夫企画の旅、長野県の白骨温泉から上高地を1泊2日で旅してきました。旅行パンフレットの写真を見てなんとなく良さそうと決めた温泉旅館だったのですが、その旅館もさることながら、白骨温泉のお湯が柔らかく、想像以上に素晴らしくて、また別の季節に行きたくなりました。
はっこつと書いて白骨温泉は、その名の通り、乳白色の温泉です
白骨温泉は古来より「3日入れば、3年風邪をひかない」とも伝わる、霊泉的効能の高い温泉です。
WEBによると


温泉の成分が湯船(浴槽)に付着して白くなることから白船温泉と呼ばれていましたが、大正年代に中里介山の長編小説「大菩薩峠」の中に「白骨の巻」という件がありまして何時しかその名前の方が定着して、今に至っております。通常、乳白色の温泉は強酸性ですが白骨温泉は異なり愛される理由があります。乳白色の優しげな彩り、硫黄とわかる温泉本来の香り。炭酸成分が多く含まれたお湯は、絹のようになめらかで、小さなお子さまからご年配の方、すべての方のお肌にとてもやさしい中性(弱酸性)です。一帯に湧き出る10数本の源泉は常に天然温泉かけ流しです。
http://www.shirahone.org/about-hot-springs

体調があまり良くなかったこともあって、ガツガツあちこちを回るよりも、温泉にのんびり入ろうと、大して調べもせずに出かけたのですが、ドライブ中に、上高地がすぐ近くにあるというのがわかり、翌日は上高地をトレッキングしました。

現在では年間120万人もの人々が訪れる山岳景勝地・上高地は、文豪 芥川龍之介が何度となく訪れた上高地・河童橋を題材に、小説『河童』を発表、

「日本八景」に選ばれたそうです。多くの観光客が訪れることから自然保護のために、上高地へは年間を通してマイカーでは入れません。
麓の 沢渡(さわんど)駐車場(マイカー1日700円)、 高山市方面からはあかんだな駐車場(マイカー1日600円)からシャトルバスまたはタクシーなどでアクセスできます。
 空の青さ、梓川の透けるような水と光が当たるとブルーやエメラルドグリーンに輝く川底は、一度見たら虜になりそうです。この辺りは一般のハイキングでも大丈夫で、目の前に聳え立つ北アルプスの槍ヶ岳、穂高や奥穂高など3000M級の山々を見ながら自然を満喫できます。

井上靖 『氷壁』、新田次郎 孤高の人など、北アルプス登山を舞台にした小説や、ミステリー小説もいくつか出ています。旅をしてから小説を読むのよし、小説を読んでから出かけるのもいいですよね。

いつも旅のなか 角田 光代 かくた みつよ
『キッドナップ・ツアー』(1998年); 『対岸の彼女』(2004年); 『八日目の蝉』(2007年); 『紙の月』(2012年); 『私のなかの彼女』(2013年)
直木賞受賞作家の角田光代さんが、何も予定を決めず、思いつきでふらりと旅する、モロッコ、ロシア、ギリシャ、スリランカ、ラオス、イタリア、ベトナム、ネパール、モンゴル、タイ、アイルランド、など、やってみたいけど、なかなかできない、なかなかいけない場所に訪れる旅日記になっています。今Amazonのアンリミテッドで無料で読めるのでおすすめです。

3.おしまいに

今日はボイシーのハッシュタグ企画、今日はボイシーのハッシュタグ企画、本の話をしよう、そして私の上高地の旅についてご紹介しました。

私は再婚するまでは1人旅が多かったんですけどね。一人旅をしていると、必ず困りごとが見つかって、それを解決した時にあれ?なんだかちょっと成長できたかなという気づきとと共に満たされた気持ちになります。

今は、夫と2人で楽しみながら、解決のスピードが速くなって、より冒険ができるようになりました。
旅を時々振り返るときに、本があるとその旅がより色鮮やかに蘇ります。
よかったらそんなふうに楽しんでみるのもおすすめです。

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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、お相手は鹿島田千帆でした。ハピハピスマイルでまた来週。

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