#300 子供の #集中力を高めるコツ 好きなことをやらせてみてください。

この記事は音声メディアVoicyで配信している台本を掲載しています。主にインタビューをお送りしている番組です。気になる方はぜひ 【アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ】 ☞https://voicy.jp/channel/1718  ご視聴くださいませ。チャンネル登録どうぞよろしくお願いいたします。なお、LINE登録もよろしくお願いします。


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1.子供の #集中力を高めるコツ  好きなことをやらせてみてください。

今日は 子供の #集中力を高めるコツ  をお送りします。

改めまして、このチャンネルを選んでくださってありがとうございます。チャンネル名は アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオアナウンサープロデューサーとして30年近く放送局に勤め、音声の研究者として心地よい声の研究を続けています。またYoutube朗読チャンネルはフォロワー1万9千人を突破しました。

このVoicyでも聞き取りやすい声、また聞きたくなる声を意識しながら、月~金曜日毎朝6時半から配信しています。よかったら最後までお聞きください。

Voicyのハッシュタグ企画、集中力を高めるコツですが、子供が集中している時間ってどんな時かというと、好きなことをやっている時です。

これは大人も同じですよね。ついつい時間を忘れてしまう。
でも大人になると、その塩梅がわかってきますので、ご飯の時間になったら、やめるとか、寝る時間になったらまた明日に持ち越すとかできます。

でも子供はというと、時間のコントロールができる子は少ないと思います。いなくて当たり前でしょうね。

でも、できるだけ長い時間30分続けてできることがあれば、それは好きなことかもしれません。放送の仕事をしていると、30分はとつもなく長い時間です。1分というと、短いようですが、1分の原稿を書くと、結構ボリュームがあります。

そして、1日のうち30分でも集中できる時間があると、やった感、満ち足りた気持ちになります。息子がこの脇目も降らず、ぐわーとやる瞬間を子育ての中で3回経験しています。

一回目の集中

は、小学校のマラソン大会の後の息子。小学校3年生か4年生の時の大会で、自分よりも背の高い上級生をぐんぐん抜いて、2位になった時。多分、彼にとって初めて周りから称賛された時。鹿島田くん、すごい!!と褒めちぎられた時です。
そこから、長距離選手にと言えば箱根駅伝、箱根を走るためには、箱根駅伝を見に行こう、中学校は陸上部、陸上部になったら部長、高校も学区外の高校駅伝強豪校を受験と、一直線に向かっていきました。

2回目の集中は高校受験時

駅伝強豪校は県立高校で、学区外の高校受験だったため、入学枠が少ないこともあり、学力がギリギリだったため、この時に猛烈に勉強しました。
塾の先生もとても熱心で、できるまで付き合ってくれていましたので、学校から帰ってきて、夜11時ごろまで勉強していました。駅伝をやりたいという、ただその思いだったように思います。

ここまで、話すと、優秀な子供に聞こえるかもしれませんが、息子はどちらかというと、勉強はそこそこ。特別できる子ではなかったので、努力したタイプだと思います。

高校3年生まで、駅伝部に入っていたため、受験勉強は進まず、選手としても、限界を感じて、大学ではもう陸上はやらないと決めていたため、この後どうなってしまうのかと思っていたのですが、相当な数受験し、ようやく1校合格した大学に入学できました。今更ながら、ひと月の給料分全部受験料になりました。

大学生になって、親元から離れて、私の実家に居候して大学に通いましたが、これがもう大変でした。ゲーム三昧、生活態度もだらしなく、私の両親たちも家にずっといますので、息子の生活態度に茶々を入れて、喧嘩。毎週私の携帯に息子の生活態度について、あれこれ電話がかかってくるのが、面倒で、どうしたものかと頭を抱えていました。

息子と話すと、箱根駅伝という目標がなくなり、何にたいして頑張ったらいいのか、わからなくなったとのことでしたので、息子の好きなもの探し、将来何をやりたいのか、自分で探してこい!と言いつつも、何もない大海に放り出しても、溺れるだけですので、旅に出すことにしました。

3日回目の集中

我が家は息子が3歳の時に離婚していまして、当時、夫が中国広州に駐在していましたので、広州だったら、何かあった時にサポートしてくれるだろうと考えて、一人旅に出しました。私も学生時代に3ヶ月アメリカに留学した経験があったのと、社会人になってから、1人旅中は、午前中は現地の語学学校、午後から観光という旅を楽しんだ経験もあったので、そういう旅をしてみたらと、現地の語学学校に入学させ、2週間のプログラムで、現地に行かせました。

広州とはいえ、広いので、息子と夫が一緒に過ごしたのは、1日観光くらいで、後は安いホテルと、語学学校の往復、現地で観光というスケジュールだったのですが、帰国するとまた行きたいです!今度は1年留学したいと言い出しました。

留学は構わないけれど、我が家の経済状況では、留学費用は出せない、いきたいなら奨学金を取りなさいというと、猛然と勉強し始め、留学費用がかからない、給付型の留学試験に半年で合格しました。

これには、私も、私の両親たちもびっくりしていました。
3回目の集中は、周りも驚くほど勉強していました。

多分急にはこうならなかったのかもしれません。
やりたいことは、徹底的に、ただし、お金と時間は限られているというのを具体的に提示していたのが、功を奏したようにも思います。

また、ちょっとできた時、周りから褒めてもらえたのも良かったんだろうと思います。

おそらく、これは子供だけではなく、大人も一緒で、誰かに褒められると今までできなかったこともできるようになったり、パワーが湧いてくることがあります。
人が努力して、ちょっと前進した時に、すごいね!と言葉で伝えることがとても大事だと思いました。

コツといえば、そのタイミングは間髪入れず。すごいね!素晴らしい。と伝えることなんじゃないかと思います。

人間は弱い生き物で、適当に、だらしなく過ごしてしまいます。その弱さを克服するためには、周りの応援がとても大事なんだろうと思います。

集中している時には、静かに見守る、30分でも続いたら褒めて、さらにちょっと前進したら、もっと褒める。

それは、子供だけではなく、自分も同じ。30分続けて頑張ったら、自分ご褒美も忘れずに。そうすると1日一歩二歩、前進していきます。その積み重ねができる人が、何かを成し遂げる人のように思います。

コツは、好きなことをやる、好きなことにしていく、そして、ご褒美。
でしょうか。

我が家は、息子が3歳の時に離婚し、彼が20歳になるまで、ひとり親でしたので、お父さんがいなくて可哀想とか、だらしないと言われたくないという気持ちが人一倍強かったので、息子にもだいぶ厳しく育てたんじゃないかと反省することもありますが、今の息子を見ていると、そんなに間違ってなかったのかなとおも思えます。

ただ、子育ては十人十色。人それぞれですので、どなたかの参考になれれば幸いです。

もし良かったら、リスナーの皆さんの子育て、また我が家は再婚カップルなので、悩みなど共有できたと思っています。

2.お願いお知らせ、メッセージ

メッセージも必ずチェックします。

今日はメッセージ
タリーズの小谷さん
ちほさん初めまして、30代の子育てママです。いろいろな方とのインタビューを聞きながらいろいろないき方があるのだと学んでいます。近所のママ友と話をしていると、有名校にお受験させないと、将来就職できないとかそんな話がどうもしっくりこず、ここに出てくる人達のリアルな生き方を知って、そうだ、自分らしくやていても、ちゃんと生きて行けるのだとしりなんだかホッとしています。

これからもぜひ番組を続けください。

そういう意味で、私も息子も似たようなところがあって、褒められると、まっすぐ頑張れる。リスナーさんからのメッセージが原動力になっています。またお待ちしています。

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アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、お相手は鹿島田千帆でした。ハピハピスマイルでまた明日。


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