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『褒め』で、人生が180度変わった話


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皆様へご挨拶

プロ褒めリスト知歩と申します。

ご興味を持ってnoteをご覧いただき、
誠にありがとうございます。

今回の記事は...
いつも応援をしてくださる方にはもちろん

特に、

『自分の才能や魅力がわからない』
『自分は価値がない。自信がない。』


という方に向けて読んでいただきたいと思い
書かせていただきました。

そもそも…

何故この記事を
書こうと思ったのか...?


褒めを続けるために真剣に
”自分と向き合ってきた過程”をお伝えしたい

と思ったからです。

路上活動「100円で褒める人」から
プロ褒めリストとしての活動を開始し、

テレビやニュースで取り上げていただき
それらが反響を呼んで、

現在は、500名以上に褒めをお届けして
企業イベントやマルシェ、
オンラインセッションなど
日本全国に褒めをお届けしてまいりました。

有名オンラインサロンや、
大学のゲストスピーカーとして呼んでいただけたり、
ありがたいご縁も広がってきて

今でこそ、有難いことに
応援してくださる方がいらっしゃって
毎日を幸せに過ごすことができております。



ですが


過去の私は

「明るい」
「キラキラ」
「ポジティブ」

とは全く違い、


『自分が嫌い』
『自信がない』
『人の目を気にしてばかり』

でした。

路上活動を行なっていた時も、
実は葛藤の日々が続いたり
辛かったことが何回もありました。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが
路上活動を3カ月間休止していた時期もありました。

「褒めをやめよう、諦めよう」
と思ったことが何度も何度もありました...。

しかし、それでも続けることができたのは、

ずっと応援し続けてくださる方々がいたからです。

路上活動やイベントの告知をしたら
広めてくださる方がいて

現在は褒めセッションの予約をして
くださる方がいて

新しいことを始めたら
「いいね!」と拡散してくださる方がいる。

もし応援してくださる方がいなかったら
今の私はいないといっても過言ではありません。
それくらい、心の底から感謝しております。
🙇

だからこそ、
今応援してくださる方々にはこの記事を通して

『私の褒めに対する本気の想いをお伝えしたい』

『過去の自分や今までの過程を知っていただきたい』

と思いました。

私の今までや、思っていることを
 全てお話します。

本記事の内容は、

「自分を変えたい。自分を認めたい。」

その一心で、

もがき、葛藤してきた自分が
「褒め」に出会って人生を変えた私の記録です。

今の私の決意や褒めに対する ”真剣な想い”を、
お伝えしていきます。

少しでも挑戦する勇気や
明日への活力に繋がると嬉しいです🌷

では、早速下記からご覧ください。


初めてレールから外れた日

今の私は自分の好きなことをお仕事にできて、
好きな人たちに囲まれながら幸せな毎日を過ごしていますが...

大学生だった時の私は、

なんとなく興味のある学部に入学して
なんとなく興味がないことを学びながらも
周りについていくのに必死になって、
大学に通い続けていました。

しかし、あるとき友人から

「私、やりたいことをするために休学するね!」

と言われました。


私は、焦りました。


何か変化しないといけない気がしてきて、

『自分は今のままで本当に大丈夫なのか?』

と焦り、不安になりました。

そして、本当に学びたいこと、
本当にやりたいことを 探すために
休学を決意しました。

当時は両親に「大丈夫なの?」と
すごく心配されましたし、

何より先の見えない未来のために
1年間大学を休む自分が一番不安でした。

今まで高校まで休むことはなかったし、
高校受験も大学受験も順調に進学してきました。

そんな自分だったからこそ

人と違うことをすることに非常に不安に思っていた

ことを今でも覚えています。

不安をなくすために、

休学を経験した人に相談したり
休学を決意した友人とも会って
お互い話し合いました。

不安もあったけれど休学をせず、

『なんとなく』で進める未来を歩む
方が不安だったので

変化を選び、休学願を緊張しながら記入し
無事提出。

『大学を休学する』

それが私の人生において、
初めてレールから外れた出来事でした。

歯車が動き出す最高の出会い

大学を休学してから、

「とにかく自分の”本当にやりたいこと”を見つけなければ...」

と思い、様々なことに挑戦しました。


・被写体活動
・フリーハグ
・SNSで繋がった人との交流会
・お話しを聞く路上活動
などなど


色々な価値観に触れるために、
初めてのことにもどんどん挑戦していきました。

『やりたいことを見つけなければいけない』

と思い続け行動
でも何も見つからなかったからがっかりする...

そんな日々の繰り返しでした。

そこであるとき、

私はTwitterで#休学を付けて、
休学している女子大生璃子として、
発信をしていました。

すると...

100円歌手のこーちゃんという人からDM  

『お互い休学している者同士、
路上活動をしてみませんか?』


『やりたいことを見つけなければいけない』
と思っていたからこそ、
どんなことにも挑戦をしてきました。


だからそのDMにも
「怪しいな...」と全く思うことなく 、
『めっちゃおもろいですね!!』と返信をし


2020年11月18日
名古屋で路上活動を始めました。


【当時のDM👇】

『褒める』にした理由

迎えた約束の2020年11月18日

路上活動をすることになったはいいものの、
「自分は100円で何をしよう?」と考えたときに

『人から褒められたら、嬉しいよな...』

とふと思いました。

当時19歳の私は...
顔や体型のコンプレックスがあり、
1日1000キロカロリー以下の食事は当たり前

街を歩けば綺麗な人が通り過ぎるのを見て
嫉妬をし、自分を蔑み、
家に帰ったら自傷行為や過食をしてしまうほど

自分の容姿が大嫌いでした。

『本当にやりたいことを見つける』
ために必死に挑戦していた私も、

被写体の活動を始めた動機も、

『他人から、褒められたい。認められたい』

そんな気持ちがありました。

だから、
路上活動をすると決めた理由は、

『褒めてくれる人が、
この世にいてくれたら嬉しいだろうな』

という気持ちがあったからです。

路上に立つ前はものすごく緊張して、
『もう帰りたい...』という気持ちを抱えていました。

ですが、それでも
名古屋駅の路上に立ち続けられたのは、

『私みたいに、みんなも褒められたら
嬉しいだろうから、やるしかない...』

という想いからでした。

お金には変えられない、
一生の宝物を得られた日


16時

人通りの多い『名古屋駅ミッドランドスクエア前の通り』
私は手作りの団B-る看板看板を持ち、人を待ち続けました。

路上活動を開始して約20分。
路上に立つことに慣れてきたころ、
ついに初めてのお客様(以下、Aさん)がいらっしゃいました。

一生懸命、話を聞きました。
ものすごく集中した時間でした。

Aさんは訪問販売員 お宅を回って、
自社の製品を販売するお仕事。


知歩:そのお仕事の中で、とくに頑張っていることはなんですか?

Aさん:
毎日歩くのがしんどい。日焼けもするし...
でも頑張って、沢山の家を回って、
断られたりひどいこと言われながらも働いているから、
そんな自分を褒めて欲しい。

知歩:
暑い中でも、お客様のおうちに足を運んで、本当にお疲れ様です。
あなたが商品の良さをちゃんとお伝えしたおかげで、
お客様は幸せを手に入れることができた。
それってお客様からしたら損は1つもない。
お客様は動かなくていい。 だってあなたが足を運んでくれたから。
しかも、知らなかった良い商品に出会うことができる。
それは幸せを運んでいることと同じですよね。


と、緊張しながらも
一生懸命、Aさんに対して
思ったことを100%伝えることができました。

そう伝えた後、
Aさんはとても喜んでくれて、笑顔で

『ありがとう!!』

と言って帰っていきました。

その瞬間、私の胸がグッと熱くなりました。




嬉しくなってその日は1日で約15人を褒め続け
気付けば周りが暗くなっていました。

こーちゃんから『19時半までにしましょう』とDMがきて
16時から19時半まで、本当にあっという間でした。

別々の場所で活動していたこうちゃんと合流して、
集中や緊張がほどけた後、

達成感や感謝、
自分の可能性を見つけた喜び

色んな感情が混ざった感情が溢れ、
人生で、今まで起きたことのない
革命が自分の中に起き...


『これだ!!!!!!!!!!!!!!』


と叫んだ。
2020年11月18日
人生で一番目を輝かせた日
本当にやりたいことを見つけた日
となりました。

その日の売上は1991円。でも、

お金には決して変えることができない一生の宝物
を得ることができました。

褒めることに没頭した日々

その日から、

『毎週月曜日、みんな週の始まりで辛くて褒めて欲しいだろうから、私が褒める人をやろう!!』

そう決めて毎週月曜日には必ず、名古屋駅の
”ミッドランドスクエア前のおもてなし花壇”
に行き、褒めをお届けするようになりました。

毎回知らない人と話せることや
褒められた後のお客様の笑顔を見ることが楽しくて、
すごくやりがいを感じました。

雪が降る中で寒さに凍えながらも...
夏の炎天下で喉がカラカラになって声が掠れても...
翌日が肉体労働の1日バイトでも...

自宅から大きすぎる段ボール看板を抱えながら、
電車に乗って通いました。

しかし、そんな路上活動が続いて半年

私には異変が起きていました

襲う違和感

路上活動をすることが楽しく思う日々が流れ、
月曜日になり、14回目を迎える日。

家を出る前にふと、

「あれ?今日行きたくないな...」

と思う日が出てきた。

しかし...
「何とか行かなくちゃ。みんなのために。 せっかく応援してくれる人ができたんだから。」

そう思って自分の感情に蓋をして家を出た。
路上に着いて、大きなビニール袋から
段ボールの看板を取り出しました。

その瞬間はいつも「よし、今日もやるぞ!!」
と思うはずなのにその気にならない。
というか、なれない...

そしていつもSNSに載せる活動開始を示す
笑顔の自撮りも顔が引きつってる。

開始して1時間。
いつも通りのはずなのに、お客さんが全く来ない。




「もう、苦しいかも...」



常連の2人のみ褒めて、その日は帰宅。

家に帰って

「今日はちょっと体調が悪かっただけ。
また来週からはいつもみたいに頑張ろう」

そう言い聞かせて、
来週も活動をしようとしたけれど、
気持ちは全く切り替えることができず、

毎週やっている路上活動も
初めて3週間ほど路上活動を休みました。

しかし、
休んだ後の
14回目以降も
なぜか心が苦しい...

初めて活動をしたときのワクワク感が
週を重ねれば重ねるほど、なくなってきました。

そんな違和感を抱えながらも迎えた20回目。
その日も何とか乗り切りました。

いつものような笑顔で、
一生懸命に、活動報告の動画を撮影しました。

違和感の正体。どん底の一言。

なんとか20回目を迎えて、
みんなから祝ってもらったにも関わらず
私の気持ちは暗いまま...

活動を始めた時のように、
人生で1番目を輝かせていた私はSNS上で魅せる私だけで、
現実にはいない。

そこで、私は『このままではいけない』と思い、
当時信頼していたNさんという方に相談をしました。


知歩:
路上活動をするのが辛くて、
今の自分が嫌になって認められない。
どうすればいいと思いますか?


相談した時、正直心はすでに疲弊していました。
Nさんからの返信は、


Nさん:
あなたは今の自分を肯定できていない。
100円で褒める人をやればやるほど、あなたは辛くなる。
そして、なぜか『私も褒められたい』が口癖になる。


その言葉を受けた瞬間、
抑え込んでいた感情が
ボロボロ溢れるように涙も溢れてきて、
苦しくて頭が痛くなりました。

私は、”2020.11.18の私”が言った  


『褒められたら嬉しい』


という言葉を思い出しました。

顔や体型のコンプレックスによる承認欲求

その時からの『褒められたい』という感情は
ずっと抑え込まれていて、自分の心を満たさずに
人を満たそうとしてきてしまった。


自分は空っぽになった
それなのにまだ人を満たそうとしていた

空っぽになってまで人に貢献しようとする
そんな私を『褒めてもらいたい..』

Nさんの一言によって気付かされて、
惨めな自分を哀れに思いました。

「もう路上には立てない」

活動を休止するにあたって応援してくださった皆様に向けて、
動画を投稿をしました。
その動画がこちらです。


少し暗い内容ですので1度投稿はしたものの、
「こんな自分を見せてもいいのか?」と考え
今まで非公開としていた動画です。

しかし、
『当時の私が一生懸命皆さんに自分の想いをお伝え した動画』を見ていただくことで、
少しでも当時の活動休止をしたときの私の想いが伝わればいいなと 思い、限定公開でお届けいたします。

3カ月の休止期間


~自分の本音との向き合い~


この日から、私は3ヶ月の休止期間をとりました。

その休止期間は『本音を言えない自分を変える』ため、
自分との向き合いを毎日欠かさず取り組むことにしました。

その向き合いの中で生まれた自問自答

「なぜ私は、褒められたいという本音を、
素直に言うことができなかったのか?」

すぐに出た答えは

『本当の自分を、
人に受け入れてもらえる自信がない』

本音を言えない根本原因は、
自分自身を、認めることができなかったのです。

自分を認めるためには、まずは
嫌いな自分も明確にして、
本当の自分を知る必要がある。

そう感じて”自分の抱えていたコンプレックス”
明確にすることにしました。

その数60個

【私が当時大嫌いだった自分のコンプレックスの一部をご紹介:】
・一重
・ケチ
・口が悪い
・優柔不断
・自信ない
・どんくさい
・自分に甘い
・デブな自分
・姿勢が悪い
・嫉妬をする
・作り笑いする
・継続力がない
・決断力がない
・暴飲暴食する
・いつも下向き
・本音を言えない
・すぐ不安になる
・モノへの感謝が薄い
・周りに迷惑を欠ける
・お金に縛られている ・体系の維持ができない ・背が高いくせに痩せない ・未来か過去の事ばかり見てる ・中途半端に終わることが多い ・身近な人への感謝ですらできない ・さみしがり屋、みんなから愛されたい ・今の環境、人間関係が当たり前だと思ってる ・よわい、すぐ泣く、女だからと言って逃げる etc...


絶望

自分のコンプレックスを書いた時、
私は絶望しました。

こんな最悪な自分を、
変えることなんて絶対にできない

情けない、自分が気持ち悪い、
可能性なんてない、もう何もできない...

頭がグチャグチャになって
いつしか自己否定しかできなくなっていました。

そう

当時の私は、

自分を認めるためには、
『嫌いな自分を変える必要がある』


と、思っていました。

あれほど大好きだった。
人生で1番目を輝かせた褒める活動を
絶対に手放したくない。

そんな想いを持ちながら自分を信じ、
短所を1つずつ克服していこう。

そう決めました。

絶望からの脱却

60個の短所を乗り越えるために行ったことは、

・一重の自分も好きになれるように、
一重メイクを研究してみる。

・ケチな自分を変えるために、
1人で長崎へ旅行し、高級ホテルに泊まってみる

・教養がない自分を変えるために、
ビジネスセミナーに参加して勉強をしてみる

今振り返ると、恥ずかしいくらい
小さな挑戦かもしれませんが、
当時の私は自分を変えるために必死で、

そのためにお金も、
時間もたくさん使ってきました。

上記のように自分を変えるために必死だった私。
そんな私の、1番変えることが難しいと思っていた部分。

それは、

『自分軸で生きること』

そもそも、
『褒められたい』という想いがあったのも

他人の評価を気にして、
他人の言葉によって承認欲求を満たしてもらおう
としていたからこそ、生まれた想いでした。

そんな他人軸な自分を変えるために行ったこと

それは...

3日間の自分との向き合いでした。

自分との向き合いの3日間


他人軸で生きる私は、
まず他人とは一切関わらないような環境に
身を置く必要があると感じたので、

朝5時に大量の紙とペンと
財布を手提げに入れて家を出ました。




《1日目-人生初の野宿-》


近所の公園へ行き

『私にとって自分軸とは?』
『なぜ他人軸でしか生きられない?』
『なぜ死にたいと思う?』
『今の自分の生きる目的は?』


と、自問自答を繰り返しました。
誰とも話さないように自分のみと向き合うために孤独な場所を選びました。
1日目で40枚ほどの紙が自分の考えで埋まりました。

書いている間...私は何も食べることなく
口にしたもので言えば”公園の水のみ”
気がつけば夜になり、
1日目はその場で野宿をすることにしました。

「顔じゅう蚊に刺された」
「ベンチが硬すぎる」
「孤独が辛い」


涙がもう出なくなるくらい
辛くて悲しかった1日でした。

辛い1日目を乗り越えた結果、
私の中で変化が起きました。

それは、

今までの私を取り巻いた環境への
感謝が生まれたのです...

当たり前にあった屋根
当たり前にあった家族の声
当たり前にあったベッドや布団

そんな恵まれていた環境にいたのに、
なぜ自己否定をして、苦しんでいたのだろう。

そう感じるようになりました。

《2日目》


ほぼ眠れないまま、朝になりました。
朝起きてからも、
紙に向かって今までの自分を書き連ねました。


『信頼できる人は?』
『私って今までなぜ怒らなかった?』
『...』
『...』
『...』
『...』
『...』

「何も考えられない...」

体力も限界を迎えたためホテルに行くことにしました。

何も食べていない、寝ていない私に 公園からホテルまでの6キロ歩くことは限界を超えていたけれど、
それでも何とか16時にビジネスホテルに着くことができました。

手続きを済ませ、鍵を開けた瞬間
目の前にあるベッドを見て


思わず涙が込み上げてきた...


今までの自分が置かれていた環境に対して
心から感謝をしました。

そして、ベッドの上でノートを書き続けました。

《3日目》


ホテルから出て、近くの公園でも
ずっと自分と向き合うためにノートを書き続けました。
朝から夕方まで、ほぼ1日公園にいたため、
近所の人からの視線も痛かったです。

自分と向き合うこと以外何もしていない

誰とも話していないし、
目も合わせていない。

夜になり、ホテルに戻った。
書いた紙は140枚を超えていました。

これ以上何も自分が認識していない自分はいない
それなのに、自分軸で生きることがまだできていない

これ以上、もう何もできないのに
人の目を気にする、他人軸で生きる自分がまだいる


手を洗うために洗面所に向かった時に写る
自分の顔を憐れみました。

ベッドに戻ろうとした時、体力が限界を迎えたからだろうか?
目の前が真っ暗になり、力が抜け、気を失って床に倒れました。

しかし、頭を打って気を戻し
床に倒れたまま数分経って
何とか這いつくばってベッドについた

生きることに限界を迎えていた私は、
他人軸で生きる自分を殺そうとしました。


ベッドの上で力いっぱいに
手提げの紐で自分の首を絞めた
息が止まり、視界がぼやけて
死にかけた瞬間に、力が抜けた。

その瞬間、私の中で何かが変わりました。

手に力が入らなくなって、
仰向けのまま天井を見上げた
全てを無くして死にかけた私が思ったこと

それは

『”私”が生きることが、自分軸で生きることだ』

無力で、ぐちゃぐちゃな自分を認めた瞬間だった。

生きている自分を、認めた瞬間だった。

60個もあった自分の嫌いなところ。
かっこ悪い自分、一重の自分、教養がない自分。

これらを変えることで、
自分を認めようとしていた。

でも、自分を認めるためには、
無理して変える必要はなかった。

かっこ悪くても、
自信が持てなくても、
ださくても教養がなくても、

どんな自分でもいい。
今を確かに生きることが、自分軸で生きることだ


そう感じることができました。

もう、家に帰ろう。

そう思い、ホテルを出る前に鏡を見たら、
目に、少しの光が宿っていました。

メイクをした顔でも 無理して作った笑顔でもなく

鏡に写るボロボロの肌と髪の自分を
私は、『こんな自分でもいい』と
認めることができたのです。


体力も気力もなく、
フラフラの状態で帰宅。



両親に何も言わず抱きつきました。

心配して抱きしめ返してくれたその瞬間に、

こんなみじめで、ぼろぼろな自分を
受け入れてくれる存在がいる。


そう感じて、
自分の心が満たされたのです。

活動再開


ありのままの自分を生きる。
そう決意することができた時

活動再開することを決めました。

”褒め”による人生の変化

3カ月の休止期間前は、
人を褒めることで自分を認めようとしていましたが
休止期間を空けた後は...

自分を認めることができた上で、
人を褒めることができるようになりました。

だからこそ、褒める質も格段に上がりました。

ありのままのあなたでいい。

表面的なことだけでなく、
より深い部分の相手の魅力を感じて、
お伝えすることができるようになったのも、

ありのままの自分に気づき、
受け入れることができたから。

その変化は自分だけでなく、
周りにも大きな変化をもたらしました。
路上活動に来てくださった方が口コミを
SNSに投稿してくださるようになりました。

『おいでよ名古屋さん』に紹介していただいて
それが反響を呼び応援してくださる方も急増しました。

「路上だけでなく、屋内でも褒めて欲しい」
「家に褒めに来てほしい」
「オンラインで褒めることは可能ですか?」

というお声を頂くようになり
今では日本全国に褒めをお届けできる
ようになりました!

そして

私が本当に褒められたかった、両親へ

『私のことを褒めて欲しい』

と、
初めて伝えた日は大号泣しながらも、
素直に伝えることができるようになりました。

両親に心配させてはいけない。
両親をがっかりさせたくない。

そう思って、
今まで言えなかった本音も隠していました。

しかし、それも長時間かけてしっかり伝え、
両親にどんな自分でも褒めて欲しいと
肩を振るわせながら伝えたところ、

どんな知歩でも、
お父さんとお母さんは応援してる

そんな言葉をかけてくれて、
私の頭をなでてくれました。

その日を私は、鮮明に覚えています。

ありのままの私を、受け入れてくれる両親。

褒める人の私のことを褒めてくれる
大切な人です。

上記のような変化が起きたのは、

自分に軸が通り、
自分の本音に向き合い、
実行してきたからこそ起きた変化だと感じます。

だからこそ、

『本当の自分を認める褒め』は
人生を好転させる。

と感じているので、
皆様にお届けしたいと思っているのです。

最後に 『褒めるとは』

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

少し長くなってしまったのですが、
私にとって「褒める」ということは、

ありのままを受容し、
今後の人生を輝かせることです。

SNSが普及し、
簡単に人と比較できてしまう
この世の中で、

現在の自分を受容できる人は
どのくらいいるのでしょうか。

こんな自分だめだ。
ナニカを成し遂げたい。

自己否定をしてでも、
頑張ろうとするあなたへ。

その姿勢は本当にかっこいいし、
そのために努力できる人を
私は心から尊敬します。

でも、

ナニカって、目に見えない。

目標?
夢?理想の自分?

そのナニカを追い求めるためにも、
まずは、自分自身からでも、
人からでもいいから

現時点の自分でも、
十分に素晴らしい、
かっこいい、美しい存在である

と自覚することができたら。

ナニカを成し遂げる力に繋がると、
私は信じています。

承認欲求を満たされたら、
自己実現欲求は自然と芽生えます。

その手段として、
「褒め」がある。

・自己肯定感が低い
・自分が輝く方法が知りたい
・自信をつけて、人生を輝かせたい

そんなあなたへ

本当の「褒め」をお届けできますよう
日々、私も努めてまいります。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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