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2024年7月に鑑賞したアート

みなさま、おはようございます。
また読んで頂きありがとうございます。
2024年7月に行ったアートを振り返ってみます。まだ7月中ですが、暑いので今月はもう外に出るのは控えようかと思いますので、追加がありましたら修正いたします。
もう、そろそろ、GWくらいから10月くらいの秋まで半年南半球に住んで、ちょっと肌寒い秋から春まで半年日本に住みたい。ずっと夏を避け続けて生きて行きたい。


7月


デ・キリコ展

まず、寒がりの方は羽織るものがあった方が無難です。最高気温が34.2℃でしたが、会場が寒かったので、途中で唇が痺れ出し、肘から下の両腕が痺れて感覚がなくなりました。
寝不足か低血糖(会場に向かう途中で空腹でお腹がなっていた)か冷え性が原因だと思うのですが、寒がりだとしても腕が痺れるほどになったのは初めてでした。

写真撮影は不可でした。来ている方々は、子供からお年寄りまで年齢層の幅が広かったです。

デ・キリコの作品をこんなにたくさん鑑賞したことなかったため、ムロツヨシさんの音声ガイドを借りて説明を聞いてみました。ニーチェの影響を受けたということが作品を見ていてもあまりピンと来ず、まだまだ知識が足りていないことを実感しました。

ルネ・マグリット、サルバドール・ダリが好きな人はデ・キリコの作品は好きなはずです。


https://dechirico.exhibit.jp/


「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」

一つ一つが細かく、どれくらいの集中力が必要なのだろうかと思うくらいの作品たちがガラスケースに入れられて並んでしました。
カルティエが日本に最初のブティックを開いてから今年で50周年目だそうです。

しかし、私はこんなにも綺麗なジュエリーよりカルティエ財団のアートに惹かれていました。このブログのトップの画像は、そのアートの一部です。松井えり菜さんの「エビチリ大好き」という作品です。

7/28までです。



teamlab ボーダレス

お客さんはインバウンドの方が8割くらいと聞いていましたが、半分以上日本の方でした。
以前のお台場より大きく、新しい作品が増えていました。係の方はデフォルトで英語を使われているようでした。英語で話しかけられたら、英語で返した方がいいのか、一瞬迷います。
日曜日の夕方から夜に行きましたが、かなり混雑していました。デートに来ている方が多かったので不思議に思っていたら、七夕の日でした。

いくつかのエリアで異なる香りがしました。入り口から遠くない蝶がたくさんいるエリアはレモン、その次のお花がたくさんあるエリアはローズ、どことは忘れてしまいましたがいちじくのようなミルキーな香り、山のようなものがあるメインのお部屋はパチュリ、でした。いくつか香りを混ぜているというよりは、天然香料のような単一のシンプルな香りでした。他は香りがないお部屋の方が多いです。

ほとんどのエリアに音楽がかかっています。蓮の花のようなエリアは音楽を聴きながら、なんだか泣きそうになってしまったのが不思議でした。

足が疲れたり、喉が乾くいた時は「EN TEA HOUSE」というカフェエリアがありますので行かれてみてください。暗いお部屋で、透明なガラスの器に飲み物が入っいます。上からの映し出された映像が、液体の飲み物に映し出されて、器を動かすと花びらが散ったりと映像が変わりました。といっても、実際体験していただいた方が、説明よりもわかりやすいと思います。1時間以上の長時間滞在することになると思いますが、トイレは中にありますのでご安心ください。ロッカーは会場入り口手前にあります。100円入れなくても使えるロッカーですので小銭がない方、海外の方も使いやすいです。

もっともっとteamlabに憧れるこども達がたくさんいてもいいと思うのですが、なぜそうじゃないんだろう。作品自体はよくみてみるとアナログだったり、ケーブルが見えたりして完璧じゃないところもいいです。ぜひ、アブダビのtamlabも行ってみたい。もっと規模が違うのだろうか気になります。

teamlabを出ると、同じフロアの麻布台ヒルズのショップやレストランではないカフェやなどのお店は閉まっていました。なんだかちょっと寂しい感じでした。


資生堂 「オドル ココロ」

1940年代からの化粧品、石鹸、香水などが展示されています。
残念ながら香りは確認できませんが、色々ボトルの歴史を見ることができます。

資生堂パーラーがあるビルの地下一階にあります。
8/4までです。


シアスター・ゲイツ展 アフロ民藝

シアスター・ゲイツさんは、愛知県常滑市で陶芸を学んだり、20年以上、民藝や日本文化に興味を持ち影響を受けているようです。たくさんの焼き物たち、天井まである本たち、インスタレーションを鑑賞できます。約100年前に柳宗悦さんたちが始めた民芸運動、私が見たことある民藝作品とはかなり異なりました。文化やルーツが異なると、表現するときにアップデートされるのかと面白く見ることができました。

作品よりも、黒人の人権や尊厳を守るために、場所を提供したり、活動したりしていることの方にとても興味を持ちました。

9/1までです。



ポーラミュージアム 田原桂一 「OPÉRA de PARIS」

写真家の田原桂一さんがパリのオペラ・ガルニエや、公演されたオペラやバレエの衣装、ジュエリーのパネル、映像などが展示されていました。映像は35分あります。

7/28までです。

https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/



それでは今日もbonne journée!

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