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普段の習慣・準備が命!

社会人であれば仕事ができる人・できない人、稼げる人・稼げない人、学生であればテストで良い点数をとれる人・とれない人、部活動やクラブの試合で結果が出せる人、出せない人・・・などがいる。

これらの違いとは、一体どこにあるのだろうか?

もちろん、物事には得意・不得意は存在する。何でもかんでも、いとも簡単にこなしてしまう天才は、ごく稀に存在するが、多くの人は得意・不得意はあるものだ。例えば私は、野球やテニス、バドミントンは得意だが、サッカーは苦手だ。苦手を克服するためには、人一倍努力をしなければならない。それでも成果が出るか出ないか分からない。

しかし、やはり結果を出す人、出し続けている人は、必ずと言っていいほど、「日頃の習慣」が、物事の勝敗を分けているのだと思う。

私が最も今ことに関して関心を持つ人がいる。それが元プロ野球選手の「イチロー選手」だ。イチロー選手といえば、数々の大記録を打ち立ててきたスーパースターだ。通算安打数4367安打。10年連続200本安打などなど、数々の記録を持っている。私も野球をやっていた頃は、イチロー選手をずっと意識して野球をしていた。

しかし、そんなイチロー選手も、2012年以降、マリナーズからヤンキースに移籍して以降、スタメンとして試合に出る機会は大幅に減ってしまい、度重なるけがにも悩まされていた。レギュラーを約束されない中、イチロー選手は毎日試合のベンチにいる。

そんなイチロー選手だが、ある日の試合が延長戦まで続くロングゲームとなった試合があった。そして、ベンチにいる外国人選手の中には、ユニフォームを脱いでいる選手までいたのだ。つまり、もう試合に出る機会はないだろうと、まったく戦う準備をしていなかったのだ。そんな中、イチロー選手はというと、当然ながら、ユニフォームは着たままだ。しかし、ここからがイチロー選手だった。イチロー選手は、なんとずっとバッティンググローブをつけていたのだ。これはどういうことか?そう、いつでも代打で試合に出られる準備・戦う準備はできているということを表している。結果的に、その人は最後まで試合に出場することはなかったが、いつでも試合に臨める準備を決して怠ることのかなったイチロー選手。試合前のウォーミングアップも、誰よりも丁寧に時間をかけて行っていた。

そんなイチロー選手だからこそ、大事な場面でいつでも結果を出し続けてこれたのではないだろうか?皆さんも今でも記憶に新しい、2009年のWBC決勝、日本vs韓国の頂上決戦。延長までもつれる大熱戦で、3-3,延長10回表、2アウト2,3塁。日本中が見守る中、期待を背負って打席に立ったイチロー選手は、見事に鮮やかな、イチロー選手らしいセンター前ヒットで、試合に終止符を打ったのだ。

そう、大事な場面で結果を出せるか出せないかの違い、それは「普段の習慣・準備」ではないだろうか?何事も最高の結果は最高の準備からである!

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