パラダイスではないのよね

2019/04/27 16:34
朝のバスに乗りBに到着。
空腹限界になったのでYやHをあきらめ、駅でイタトマへ。モッツァの大盛り。何年ぶりかな。懐かしい味のはずなのにリニューアルしているのか記憶とは違う味。ゴムみたいな食感の麺には少し驚いたけどおいしかった。
荷物もあるのでタクシーでさっと帰宅。
そして母。うつっぽくなってる人に禁句を言っちゃえるタイプだってことを忘れていた。知らなかったわけではない。忘れてた。そして思い出した。
ドリンク飲めって何なんだよ。体は悪くないよ。M子もそうって知らないよ。楽しんでって簡単に言うなよ。楽しめなくなってる自分を悲しんでいるるのに。実母にたたきつけられた絶望はしんどかった。やかんを見つめながら涙出そうになった。でもね、これは自分で解決するしかないのだと思い知った瞬間でもある。
大人になるための鬱だとわかった。
寝不足なので二階で寝転がる。これがいけない。
わかってるのに止められないことのひとつ。ネガで満たされていく。いくつかおもしろそうな番組があったのでごろごろしながら眺める。
現在五時。笑点を見ている。いつも楽しい。座布団もっとあげてほしい。
お米のかぶりもの可愛い。
帰ってきても一人なのだと思う。ここでこもってればどこにいても一緒。
ここはパラダイスではないのだと知ることは大事なこと。

イタリアントマトのメニュー「モッツァレラチーズのトマトクリームソース」異常に好きです。初めて食べたのは大学三年生、真夏の長崎市での夜遊び中。なにこれおいしーい!と次の日リピート。それからというものハマり続け二十年。現地では近くに店がないのでこのとき数年ぶりだったみたい。

さて、母。元気な人なのです。「病は気から」って精神的に落ちてる人に言っちゃう。「現地で辛くて、元気が出ない」って相談したの。そしたら、知り合いのM子もそうだし、あんただけじゃないし、栄養ドリンクでも飲んで元気出しなさいって言われたのです。しんどかったなあ。このとき。こういうタイプだと知っていたのに忘れていた自分にも失望した。思い出したことは良かった。

現地でも、ホームシック気分で寝ころんでひどい目にあう。実家で同じことをすると同じ結果になる。

実家はパラダイスではない。それを知るのは大事だと今でも思っている。



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