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“自己評価”を書き換えてみませんか?

こんにちは、トミモリです。
今日は「自分にも他人にも勝手にレッテルを貼るのをやめてみよう」というお話です。

今の“自己評価“はどんなもの?

あなたは、自分のことをどんな人間だと思っていますか?
「どんな人間かと言われても……?」
と、パッと答えが出てこない人もいると思いますし、

「私は昔から鈍臭いと言われていて」とか
「片付けが苦手なんですよね」とか
パッと出てくる答えが、なんとなく
『これができないんですよね』
という、

どちらかというと
【マイナス方向の自分とは、こんな人間】
という答えが出てくるような人もいるのではないでしょうか。

“自己評価“は他人が勝手に貼ったラベルかも

人は実は“自己評価“という
『自分に勝手に貼っているラベル』
に、思ったよりも支配されています。

支配というと大袈裟かもしれませんが、
「私はこういう人間なんだよね」
と、心のどこかで思っていることが、
真実の自分の姿として考え方や行動に実際に現れてしまっているんですね。

日本人は特に、
『謙虚なことが美徳』
『自分や自分の身内を褒めるなんて、とんでもない!』
という風潮があり、
「そういえば、そういう風に育てられたかも」
と心当たりのある方も多いのかなと思います。

特に、子供の時に人前で
「うちの子なんてそんな、こんなことも全然できなくて」
と、自分の親が言う姿をみた経験があるのではないでしょうか。

ただ、その昔誰かが誰かに言っていた
「この子はこんなこともできなくて」
の評価は、本当のあなたの姿ではないのかもしれません。

まず、そもそも何を持って全然できていなかったのか、の根拠がサッと出てこないことがあります。
当然です、本当はできていることだったのかもしれません。

自己評価と他人との比較について

また、
「誰かと比較してできない」
と言うことに対しても根拠がありません。

全く平均的になんでもできる人なんていなくて、
おそらく何かがすごくできる人は、別の場面では本人が苦手に感じていることがあるのではないでしょうか。
そして、他のことができるがゆえに、本人はその苦手なことに対して余計にコンプレックスを感じてしまうこともあるのかもしれません。

そんなふうに、昔子供の時に親に言われた、先生に言われた、友達に言われたその一言、そんなもので
「私ってこう言う人間なんだ」
そんなふうにどこかで勝手に思い込んだラベルを、自分で自分にはっていることが結構あります。

あなたは何か思い当たるものがありますか?

今の“自己評価”のラベルの根拠を探す

だから、もし自分が今

「私はこういう人間だ」
と思っている部分があるのであれば、

「それって本当?何か根拠がある?」
と一度聞いてみるのも良いと思います。

もちろん、
「いつもそういうことをついやってしまう」とか、
「本当に不器用なんです私」とか、
そういった根拠があるのであれば、
本当にそういう傾向があるのかもしれませんが、

それも
「私はこういう人間だから」
と自分に勝手に貼ってしまった自分自身へのラベルに沿って、
「そう行動しても仕方ない」
「だから私はいつも作ったものがぐちゃっとなっても仕方ない」
と自分にその行動を許可してしまっているだけなのかもしれません。

自分がそれで良ければもちろんそのラベルを貼ったまま生きて行っても良いのですが、
それがちょっとでも
「そんな自分は、やっぱり嫌だな、治したいな」
と思うのであれば、
自分でその自分に貼ったラベルを剥がしてみてはいかかでしょうか?

おそらく、根拠はありませんので、
「……と、思っていたけれど、本当にそうかな?」
と、

具体的な
『今まで自分に貼っていたラベルに対しての証拠をあげてみる』
『今まで自分に貼っていたラベルに対してそうではないという証拠をあげてみる』
ことをしてみると、

「……あれ、違うかも?」
と言うことに気づくかもしれません。

自分の好きな“自己評価”のラベルを貼ってみよう

また、それをやっても
「でも、ラベル通りの自分かも」
と感じてしまうのであれば、

今日これから、『自分で自分の都合の良いラベル』を貼ってみませんか?

その、
『なりたいラベル』には今は根拠はいりません。
自分が好きなように貼って大丈夫です。

ただ、
「私はこんな人間なんだ!!」
と、勝手に自分にペタッとラベルを貼るんです。

そのラベルは、普段忘れていても、
「私はこんな自分」
と頭のどこかで思っていることで、
脳が無意識にそれに対しての証拠集めをし始めます。

自分が好きに集まったラベル通りの証拠が段々と集まってきたのであれば、
少しずつ自分が、なりたい自分に変化している、と言うことです。

逆に、これまで貼っていた
「どうせ私はこんな自分なんだ」
を思い続けていれば、
脳はその証拠集めをしていた、と言うことでもあります。

それはどちらでも、あなたが自分で選ぶことができます。
もしよかったら、一緒に
『自分にとって都合の良いラベル』
を貼ってみませんか?


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