もし私が大学1年生に戻れるとしたらのキャリア戦略

私は20代の95%の時間を自分のキャリアをより良いものとするために費やしてきた。大学時代に飲み会といわれるものに参加したことは両手で数えられるくらいしかないし、社会人になってからも華金なんて経験したことはない。

結果として、
・公認会計士に合格
・海外MBA留学も経験
・外資系金融機関に就職

という、周りの人からみれば “綺麗な”キャリアを歩んできたのかもしれない。しかし思い返せば、”もっと近道はあったのでは”と考えることは少なくない。もし私が、大学一年生に戻れるのであれば、どんなキャリアを歩めばよかったのか考えてみる。

ターゲット企業:外資系投資銀行/日系投資銀行、5大総合商社

ターゲット企業に必要なスペック
学歴:東大/慶應の法学部経済学部、またはTOP50海外大学/大学院
ハードスキル:IELTS7.5レベルの英語力、USCPA、最低限の金融知識
ソフトスキル:リーダーシップ力、人当たりの良さ

学歴
周りを見渡しても、東大/慶應の就職率は抜群にいい。この2校に在籍していない人は、ターゲット企業の就職戦線では確実に不利になるため、海外院ロンダをお勧めする。私的には、LBSのMaster in financial analysisがおすすめである。金融業界においてLBSの肩書は圧倒的なものがある。商社に入りたいのであれば、Hultビジネススクールにて多国籍な人々と協業してプロジェクトを進めていくことは、強力なアピールポイントになるだろう。
また、東大/慶應に在籍していたとしても、海外留学していない人は英語力の面でディスアドバンテージを負うので、大学2-3年次に交換留学しておくのが無難であろう。

英語力
留学で英語力は飛躍的に向上し、外資英語面接に耐えられるレベルにはなると思う。しかし、そもそも留学するためには、最低IELTS6.0が必要だったりして、純ジャパには高いハードルだと思う。ここは、根性で乗り切るしかない。

USCPA
大学1年生4月から簿記2級の勉強を始めて、一年生の6月に2級合格。そのまま、USCPAの勉強に移行して、2年生終了時点で全科目合格を目指す。学生中にUSCPAに合格しておけば、MUFGの戦略財務会計の内定は固いだろう。

最低限の金融知識
最低限の金融知識を得るためには、株式投資を行うことが手っ取り早いと思う。自らが利益を上げるために個社単体の財務諸表だけではなく、為替の動きや世界経済を中心に勉強する必要があるため、より実践的な学びになるだろう。

リーダーシップ能力/人当たりのよさ
なんでもよいので、自分の好きなことでクラブを立ち上げ、様々な人を巻き込んで、一つの物事を達成する経験をするべきである。おすすめは投資クラブ。自らの金融知識を増やすだけでなく、様々な著名な人を招いて講演家を招いたりする過程で、社会人とのコミュニケーション能力を鍛えることができる。また、どうやったらクラブの会員を増やすことができるのか考え、戦略を実行することで営業の疑似体験をすることができる。

これを、大学4年間or大学院込みの6年間で達成できたら、確実に就活生の中で上位に食い込めるだろう。ぜひこの記事を読んで、一人でも自分が理想とするキャリアを手に入れてほしいと願う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?