見出し画像

武蔵野ワークス -末枯れない花-

印象的な香り。当然、それは生花が一番香ります。
植物も生き物、本当に呼吸している存在なんだなあ、と感じられます。

でも、人工的にその香りの「感覚」を再現しようとする香水の試みも、実は好きです。
香りそのものより、その香りをかいだ瞬間の「感覚」。
それはきっと十人十色、千差万別。

武蔵野ワークスさんはその「試み」感の強い作品が多いような気がします。

香りの女王、ジャスミンも、不思議な仕上がりです。
真夜中、木々生い茂る、小さな泉のある庭園を散歩していると、歩く速度でふっとどこかから香ってくる、羽衣ジャスミン――。
そんな仕上がりです。

実は香水として再現することが大変難しいというクチナシ。
旧家のほの暗い、長い廊下ですれ違った女性の長い髪の残り香――。
そんな雰囲気に仕上げています。

香水瓶のデザインもシンプルで可愛いのですが、パッケージもすっきり可愛い。

ものづくり、手しごと、をこつこつ寡黙に歩んでいく感じが、とても好みです😀

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆サポートいただけるとうれしいです!いただいたサポートは活動資金になります。☆.。.:*・°☆.。.:*・°