見出し画像

ゴールデンウィークだから大掃除してみた 240503

 今年のゴールデンウィークも特に予定はない。旅行や謎解きも楽しみたいが、観光地は混雑していて行くのも遊ぶのも一苦労であり、これといって敢えて宿や交通機関の予約も入れていないため、のんびり過ごすことにした。

 今日は初日ということもあり、まずは本棚から手をつけることにした。特に、以前から捨てるかどうか迷っていたTRPGのルールブック達である。
 僕はTRPGは引退した身である。純粋な気持ちで楽しめなくなっていたため距離を置いていたが、純粋に楽しめるようになった日が来たら、いつか復帰するものだろうと思っていた。そこに会社から転勤の話が来て、通勤時間と残業時間が増えてしまい、物理的にもTRPGをやる時間や体力が足りなくなってしまったのである。
 そのため、思い切って断捨離しようと思った。いつまでも未練をタラタラと持っていたとて、「いつか復帰する」の「いつか」はきっとやってこないだろう。
 もう一つの理由は漫画が欲しいことである。日5アニメ『夜桜さんちの大作戦』が面白くて、原作の漫画も読みたくなって、その漫画達を置くスペースが必要になった。スペースを確保するためにも、不必要なものは早いところ処分する必要があった。

さようなら、かつて僕が好きだったものたちよ

 旅行の予定がない大型連休は、家のことをまとめて片付ける絶好のチャンスである。先ずは本棚のものを全部出して、持っていたルールブックを全てスズランテープで括った。ついでに、母校の同窓会の会誌やら昔受けた勉強会の資料やらも捨ててしまおうと、一緒にスズランテープで括ってしまった。春夕焼のゴミ捨て場に、大量の書籍やら紙の束やらが置かれることとなった。そうして、必要な書物を本棚に戻せば、一気に物がなくなったと感じた。これで漫画を置ける。

楽しかった思い出に「ありがとう」を

 なんだか少し寂しい気持ちになった。ペンネームの早川千尋もTRPGからきているところはあり、それ相応の思い入れはある。楽しかったセッションの思い出も沢山あるし、思い入れのあるキャラクターもそれなりに作った。とはいえ、ルールブックがなくなったくらいで思い出や思い入れがなくなるわけではないと、僕はそう信じている。きっと心の中に、セッションもキャラクターも生き続けることだろう。

 とはいえ、まだまだ捨てるものは他にもあるし、汚れているところもたくさんある。断捨離と掃除はまだまだ続きそうである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?