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「50年近く朝から晩まで笑いのことを考えている」
ってダウンタウンの松っちゃんが言っていました
(ツイッターより)

めちゃカッコいい…

先日、

NHKで”笑いの正体”という番組がやっているのを発見

もちろん録画して既に20回は観ています(しつこい…)


ため息がつくほど、やっぱりすごい人はすごい...

もちろん、私は”お笑い”が分かっていないくて言いますね

笑いの正体を見て
笑いって、感覚的だったり、おしゃべりが上手だったり、って表面的なものに見えますが、

実はかなり”スキル”

実はかなり”努力”

そして大事なのは、台本ではなく、その漫才(笑い)をする”人”

人としての、高さもだけど、深さも幅や厚みも必要
でもこうなるには物理的な時間という量もいる

そう。プロとして、人間自体を磨いていかなくてはいけない


小3位の頃
ハッキリと記憶はありませんが
とにかくダウンタウンの番組に釘付けになって
録画を擦り切れるくらい何度も何度も観ました

天才という言葉を思うままにして、言いたいことをいう、
既成概念に囚われない。そんなハングリー精神が、縛られた義務教育の中にいる私にはなんとも新鮮で、私一人では見れない世界を見せてくれていたのかも知れません

NHKの”笑いの正体”で水道橋博士さんがダウンタウンについてこんな例えをしていました

「彫刻的だ。絵画的ではなく。奥行きもあって後ろも作られている。
フリートークも漫才も、どこまでアドリブでやっているか分からない。
言葉のチョイスといい。」

絵画的が悪いとは言いません

それを意図的にしているなら、逆にアートなのかも知れませんし。

ただ、50年間、朝から晩まで笑いを追求した結果、彫刻的に360度、上から見てもしたから見ても、芸術作品として”観れる”ものとして、評されるほどになったのではないでしょうか


番組の中で、松っちゃんが自分たちの漫才について、こんな表現をしていました


「日本語遊び。”カモシカの足のような足”・・・これが原点だ。」

意味が分かりますか?

”カモシカのような足”
だと、

足がカモシカのようって
おかしいでしょ?

日本語で遊びながらも、そこから笑いをつくりだしていく。

そして、吉本の劇場があるから、他のコンビのネタが観れたそうで、
毎日のように他の人の漫才を観て吸収して変えていったようです

ビートたけしさんにしろ、松本さんしろ、

決して最初から売れていたわけではないそうです

なかなか売れないくすぶる時期があり、それを超えて、さらにそれを続けて、今がある...と

劇団ひとりさんのコメントです

「たけしさんにしろ、松本さんにしろ、やっぱり特別で、
価値観をガラッと変えてしまった。これが面白いってことなんだよって客に押し付けるんですよ。でも、観ている人が「分かりたい」って思っちゃうんですよ。

たけしさんも、ダウンタウンも、出て来たときは「なんだこれは」って言われたんです。でも、それを壊して来たんです。」

”プロ”

仕事をしているとよく聞く言葉です


でも本当のプロは、


壊すために壊すのではなく、
貫いていったら、貫きすぎて、壊れていった...

劇団ひとりさんはこう続けています

「たけしさんも、ダウンタウンも、
壊そうと思っているのではなくて、
何かを追求して言ったら、壊れていったんだと思う」

めちゃくちゃ深いなって思います

”守破離”


破壊をしている人は、
守=基礎を徹底的に極めている
極めていたら壊れていく
それくらい極めることが必要

==========

私たちの仕事も同じです

全ては原理原則があり、

守破離があります

世の中に対する批判や反発、

ぶっ壊したいくらいのルールや既成概念...

ま、ある意味若さゆえのものってあってもいいかも知れません

それでも、そんな堅苦しいルールの中で、もがいてもがいてもがいて、

でも、基礎を徹底的に貫き続けた先に、

破壊やそれまでの価値観を変えるまでのものが生まれるのではないかなって思います

私も、もっともっと基礎を追求し、

いつかエステの概念、エステの価値観を変えるくらい、

多くの方を美しくする変革を起こして行きたいです

私のDNAはほとんどダウンタウンとドラえもんから出来ています

これからも、ビジネスにおいては特に、他業種、関係ない(固定概念のない)人から学び、エステ業界へ反映させていけたらなって思います

本日は「ダウンタウン贔屓が過ぎる。でも、”50年近く朝から晩まで笑いのことを考えている”という言葉は本当に痺れた。私もいつか、そんな風に言えるくらい、没頭し、熱中したい。心から思います」

ってお話でした

学び:結局ダウンタウンかぃ

おしまいー

chihiro

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