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「お笑いの道で40年。楽しいと思ったことは一回もない。そうゆうものと思ってるし。旅行みたいなもんやから。帰ってきて、終わってみるまで分からへん。途中どんな事故があるか分からへんし、スリに遇うかも分からへんし、パスポート取られるかもしれへん。そういう不安があるので、楽しくはないな。」

と松ちゃん。

かっこいいーーーーーーーーー!!!!

こういうところね、私が好きなのは。

”楽しかった”

これは、過去形の思い出話ですからね。

松ちゃんの中では、まだまだ闘っているんですよね。
前へ前へ、と。

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♪イムジン河水清く とうとうと流る
水鳥自由にむらがり 飛び交うよ
我が祖国南の地 想いははるか
イムジン河水清く とうとうと流る

引用元:イムジン河
作詞:朴世永
作曲:高宗漢
日本語詞:松山 猛
歌:ザ・フォーク・クルセダーズ


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・・・あ、歌とダウンタウン、ましてや今から出てくる登場人物の皆様に関係はありません。悪しからず♪

先日お越しになったお客様が、こんな話をされていました。

銀座の美容室に通っているお客様。

仲間内3人で4年ほど前に始めたお店だそうで、
最初こそ大変でしたが、

リピートされるお客様が多くて、繁盛しているんだとか。

その銀座の美容室さんに先日うちのお客様が行かれた際に

「(そのお店の)近くに2号店を出すことが決まったんです」
とおっしゃったそう。

「近く?」
と驚いたお客様。
ただ、嬉しそうにそのスタッフの方は、

「実は・・・ここ(1号店目)を開業した時に、今回2号店を出すそのお店のテナントは実は断られたんです。まだ信頼もないから。でも、今回はあちらから依頼を受けて。ちょうど次を考えていたので、それなら!と決めました。」

と応えたのだそうです。

ひゃーーーーーーーー!!!!!
いい話。


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♪北の大地から 南の空へ
飛び行く鳥よ 自由の使者よ
誰が祖国を二つに 分けてしまったの
誰が祖国を 分けてしまったの

引用元:イムジン河
作詞:朴世永
作曲:高宗漢
日本語詞:松山 猛
歌:ザ・フォーク・クルセダーズ

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2020年。
皆様ももちろんご存じの通り、コロナが世界を激震させました。

多くの方の生活や人生は一変し、そのスタイルや、リズム、人との距離感や、
価値観さえも変えました。

それでなくても、ビジネスにおいて私たち経営者や個人事業主は、

激動の日々。

会社をやっている人で、「特に波もないです〜」って方は、

かなりの鈍化力を持ち合わせた方か、
趣味でやっている方、

のどちらかです。

それくらい、経営するって激動。

先日本屋さんに行ったら、

「苦しかったときの話をしようか 」っていうタイトルの本が並んでいました。
しかもランキング2位だったし!

でもね、少し考えましたが…

私の人生において、

って…

そしたら次の瞬間、プッて吹き出してしまいました。

だって、私の人生にはまだ、

"人に語れるほどツラいこと"、なんてないんですもん。

まぁ確かに、
新入社員で入社してすぐに上司が次々辞めたり、
1人で150人くらいの採用オペレーション回したり、
150人の新入社員研修にやったこともないのに駆り出されたり、
命からがらの過呼吸になるような研修受けたり、
無謀にも独立して初月8000円という売上に絶望したり、
大阪まで国際ライセンスを取得しに行くのに夜行バスで通ったり、
お金がなくて暖房を入れられずにパーカーかぶって仕事したり、
3玉108円のうどんでやり過ごしたり、
電車の中に乗れなくて、2駅歩いて帰ったり…

・・・ポンコツエピソードも含めると、なんだかんだ色々あったけど、このレベルでしょ?

こんな経験、私の周りの経営者さん、いや経営者だけではなく、
一生懸命生きている方々は、みんな経験していますから。

いやむしろこんなの可愛くて、
会社が潰れそうになって借金まみれになったり、
スタッフさんに裏切られた、
人に騙された、
お金持っていかれた、

そんなツラい経験をしている経営者さんなんてざらにいると思います。

夢を持っているならば、
楽しいことがしたい!って思うならば、

いますぐそれは捨てたほうがいい

楽しいことなんて、ほぼ、ない。


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♪イムジン河空遠く 虹よかかっておくれ
河よ 想いを伝えておくれ
ふるさとをいつまでも 忘れはしない
イムジン河水清く とうとうと流る

引用元:イムジン河
作詞:朴世永
作曲:高宗漢
日本語詞:松山 猛
歌:ザ・フォーク・クルセダーズ

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楽しいこと、やりがい、面白いこと、ワクワクすること…

仕事にそれを求めるのも大事だけど、

でも、そんなことはほんの数%で、
それ以外はほとんど大変だと思ったほうがいい。

でも、その”大変”をいかに楽しめるか?
 面白がれるか?
肩の力外せるか?_


それが、まさに、生きる強さではないかなって思います。

「(人生や笑いは)旅行みたいなもんやから。」

私もいつか振り返った時に、そんなかっこいい言葉を放てる私でありたいと思います。


本日は、
「インタビューより。
高須「『伝説の一日』でもう何十年ぶりに漫才やったやんか。」
松本「自分では全然納得してないけどね。75点くらいは取れたかなって感じかな。」
・・・75点。100点を目指す。でも、75点と付ける。これがプロだなって。」って、なんのこっちゃ〜

学び:今日も一日楽しかった♪

おしまいー

chihiro


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