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元気でいてね Love is over ・・・・



ゲホーーーーーーー!!!!!!!!!
かっこいい。


私は事務仕事をしたり、ブログを書くときに、
BGMのようにテレビをつけていることがありますが、
今日はテレビから、美しい歌声が聞こえてきました。

目向けて見ると・・・

アクション仮面。爆

え?そう、クレヨンしんちゃんのね。爆爆

欧陽菲菲さんのラヴ・イズ・オーヴァーを
アクション仮面が歌っていた様子。

この曲、超絶かっこいいから。

美空ひばりさんや、やしきたかじんさん、
鈴木雅之さんなんかもカバーしている珠玉の名曲。(と私は思っている)

めっちゃくちゃかっこいい。

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私が藤子不二雄先生を崇拝していることは皆様のご存知の通り。

ただ実は私・・・

臼井儀人先生もめっちゃくちゃ尊敬していますーーーーーーーー!!!!!!!!

臼井先生って知ってますよね?

そう、言わずもがなクレヨンしんちゃんの作者さん。


そんな臼井先生は2009年、趣味だった山登り中に遭難、翌朝になっても帰宅しなかったため捜索願が出され、8日後に山で転落している男性を登山客によって発見されました。検死の結果、臼井先生と判明。51歳の若さだったとか。

臼井先生。名前は分かっていても、その姿を見たことがない方も多いでしょう。
それもそのはず、ご本人が「漫画家は感動を売るのが使命であって謎めいていた方がいいから」「僕は面白い人間じゃないし、読者ががっかりしちゃうから」という理由で、「決して顔出ししない漫画家」として知られていたそうです。

私、クレヨンしんちゃんは本当に名作中の名作だと思っていて、

あれだけ素晴らしい作品を世に送り出した天才にして、”感動を売るのが使命”だとして一切前に出てこなかった臼井先生のその考え方が、とてもかっこよくて好き。

あ、別に前に出ることを否定はしていないですよ。信念とか、自らの志とか考えを貫いている人がかっこいいってだけで。


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クレヨンしんちゃんは、
1990年に双葉社漫画アクション』にて連載を開始、
1992年にテレビ放送も始まりました。

1992年4月11日(アニメが放送開始する2日前)に単行本1巻を発売し、翌年の3月に累計発行部数が1000万部を突破、2015年12月時点でコミックスと国内外の関連書籍を合わせた全世界累計発行部数は約1億4800万部を記録したとか。

すごすぎる。

いや正直、私は、臼井先生も、藤子不二雄先生も、
数字を見てしまうと、なんだかとてもチープに感じてしまう。

だって、臼井先生や藤子不二雄先生の凄さは、
数字では測っちゃいけない気さえしている。

まぁね、一つの指標としてはいいけどさ。(何者?爆)

クレヨンしんちゃんは、

映画だけでも31作品あって、
ちなみに私はほぼ全て見ています。(聞いてない?爆)

その中に、こんな物語があります。

”クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲”

しんちゃんの街・春日部に誕生した「20世紀博」。ひろしやみさえたちが育った70年代のテレビ番組や映画、そして暮らしなどを再現した懐かしい世界にひたれるテーマ・パークです。大人たちは夢の世界に熱中。気づくと街には大人が消えていなくなりました。

実はそこには、未来に夢を持てなくなった大人に、「昔のにおい」でノスタルジーを感させ、現実の21世紀を終わらせようとする組織「イエスタデイワンスモア」の陰謀が隠れています。あ、ちなみに、ケンとチャコっていうのが、その幹部。

物語で、過去にとらわれる大人たちを助けようとするしんちゃんに対して、チャコはこう尋ねます。

「現実の未来は醜いだけなのにどうしてそこまで必死になるのか?」

しんちゃんは・・・

「オラ、父ちゃんと母ちゃんやひまわりやシロと、もっと一緒にいたいから…喧嘩したり、頭にきたりしても一緒がいいから…あと、オラ、大人になりたいから…大人になってお姉さんみたいな綺麗なお姉さんといっぱいお付き合いしたいから!」と。

ただ、子供の頃やキラキラした夢を持って大人になるのに、就職、結婚や出産によって選択肢は減っていく、そんな大人やひろしをケンは「つまらない人生」だと言います。

その言葉にひろしは・・・

「俺の人生はつまらなくなんかない!家族がいる幸せをあんたたちにもわけてあげたいくらいだぜ!」と。

泣く。


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バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、コロナ、不況に円安…

時代はすごいスピードで変革を行なっているのに、それについていけない経済や自分達に、未来への不安を感じ、失望していく人々。

でも、未来はそんなに悲しいばかりのものでしょうか?

ケンとチャコは、野原一家の”未来への希望を信じる心”に負け、計画に失敗した二人は自殺を図ろうとします。

ただ、ハトの親子に阻まれ、生きながらえる…
という物語。

臼井先生がこめたメッセージは、
未来は決して暗くない。

というもの。

人は生きていると、取り巻く環境、人間関係、社会状況、仕事関係などなど、
過去や今に悩みを抱えます。

でも私、希望ある未来は今、ここからでも変えられるって思っています。

そう、それは自分の心が決めているものだから。

過去にすがり未来を悲観するのではなく、
過去の栄光を未来に繋げられる、

そんな大人になりたいなって思います。

だって、今の積み重ねが、未来だから。

色々疲れ切っちゃっているあなたへ。
ぜひクレヨンしんちゃんを見て、
エネルギー補給してください。

心のビタミン剤に、なりますよ。

♪Love is over わたしはあんたの
お守りでいい そっと心に

本日は、「テレビでクレヨンしんちゃん付けている私にもビックリだし、クレヨンしんちゃんから聴こえてきたこの曲でピンときてこのブログが30分で描けてしまう私にもビックリでしょ?それにしても、臼井先生と藤子不二雄先生が今この世にいないっていうのは、とても残念だな…ただ、稀代の天才先生たちや、ダウンタウンも含め、こういうかっこいい人たちと同じ時代を生きられて、私は幸せだなって思います。ちなみにー!このクレヨンしんちゃんの映画の挿入歌は、吉田拓郎さんの”今日までそして明日から”です。最高だな…」ってお話でした。

学び:クレヨンしんちゃん見直すかな…

おしまいー

chihiro


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