チョコレートの贈り物と感情の整理
友人と話していて、ふと数年前のバレンタインデーのことを思い出した。
父に、GODIVAで選んだ、2粒か3粒ほどのチョコレートが可愛らしい小箱に入ったものを贈った。
殆ど行ったことがなかったが、とても高価で美味しい良質なチョコレートのお店だという認識はあって、自分へは買えないけれど、大切な人には贈ってみたい…私なら貰ったらすごく嬉しい…という一丁前の気持ちで、勇気を出して買った。
少し失礼な表現になるが、私は、父が値段や質が良いものに関心がなく鈍感であることを忘れていた。